館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

我が家の梅雨の季節の風物詩 松の剪定

こんにちは。

 

きょうから庭の松の剪定が始まった。

梅雨の合間の気持ちの良い風が木々を揺らす。風を受けた松葉の細かな茂みがさわさわと音を奏でる。

 

去年の剪定は真夏の8月にずれ込んだため、剪定後の松が力を落とし、樹勢が衰えてしまった。

今年はもっと早く剪定してもらうように頼んであったのだ。

 

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「どう?松の状態は。」と僕が聞く。

「効いとるなぁ、やっぱり合剤(石灰硫黄合剤)がいいなぁ。枝枯れしとったところにも新芽が出とるでねぇ、勢がようなっとるよ。」

それは僕も気付いていた。確かに松葉の色が青々としていかにも元気そうだ。

続けて大将が、「庭木の病気にはいろいろ試すんだけど、合剤がいちばん効くなぁ。マシン油乳剤や殺菌剤も使ったけど、やっぱり合剤だなぁ。」

 

とは言っても合剤は壁や車を黄色に汚すため、住宅密集地では敬遠される。うちだって風のない日を選んで周りに気を使っているのだ。

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「来年もやるといいよ。(合剤の消毒を) 来年はもっと早く、20倍くらいでやるといいなぁ。」大将がそう言った。

宿題をもらってしまった。

大将が言うには大将の客先のあちこちで枝枯れが起きているそうだ。合剤をやったうちは良い方で、他はひどい状態だそうだ。

「温暖化による天候のせいかもしれんねぇ。」と大将が言った。

 

 

きょうはやっとか目に女将さんも手伝いにやってきた。大将のお母さんである。

御年84歳だそうだ。

え゛~!! 信じられない! どう見たって70代だ。

時々、大将の奥さんに間違えられるんだと。(笑)

さすがに脚立には(危ないので)登らせられないと言っていたが、それにしてもお若い。

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くれぐれも無理をなさらないよう申し上げた。

 

母のいない僕にとっては羨ましい限りだ。