館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 フロア裏錆封じ

こんにちは。

 

仕事が終わって昨日の続きの錆取りをしようと思ったら‥、

昨日磨いた筈の鉄板表面がうっすらと赤い。よくよく見ると‥、

「げ~っ!もう錆びてる。」

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しっかり取ったつもりだったが、やはり錆の根は残っていた。きのうの労働と筋肉痛は何だったんだ。

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これは放っておけない。今日こそは全面錆取りサンダーをして錆封じを塗らなきゃ。

徹夜してでもやる。

 

大きめの錆にはセーフライトブラシという樹脂製の研磨ブラシを使うが、錆の根のような細かな錆には細いワイヤーのブラシの方がワイヤーが錆穴に入り込んで効果的だ。

だけどこれが結構危ない。時々チクッとする。

見ると太もも辺りにワイヤーが刺さっている。こんなのしょっちゅうだ。いつぞやなんて肉まで刺さった。

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何時間磨いただろう。多分5~6時間。

なんとか錆が取れたので早速塗装準備。初めに脱脂、それからミスト飛散防止の養生をする。

寝板に仰向けに寝て塗装する。

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「必殺錆封じ」はさほど汚れる塗装ではないけれど、床がネチネチするので養生をする。

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いざ塗装。完全武装して作業に臨むがここでトラブル。

小分けしておいた200ccほどの錆封じが濁っている。つい一月ほど前までは異常なかったのに。 仕方ない、これは使わないで捨てる。

梅雨時にはすぐに湿気を吸って劣化するので沢山の量を買ってはいけない

幸い小分け元の缶の錆封じは異常なかった。よかった。

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今の室温は23.5℃、湿度は77%だ。

決して塗装に良い条件ではないが、説明書には不可とは書いてない。晴れるのを待っていたらまたまた錆びてしまう。

 

やっと塗り終わったのが午前2時。徹夜せずに済みそうだ。^ ^

 

錆封じでてかてかの金属面。

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湿気の多い日は硬化が速い。硬化時間を長めに取ってエポキシプラサフを塗る予定。

これで当面錆の心配はない。

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さ、風呂入って寝るべ。 今しがた雨が降り出した。

 

 

風呂で身体を洗うとシャンプーの泡も石けんの泡も心なし茶色っぽい。

髪から鉄の臭いがした。カミさんも僕を「最近鉄臭いね」と笑う。

 

僕は鉄分不足の心配はなさそうだ。(笑)