館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

井戸端会議の勧め

こんにちは。

 

このところ夕暮れ時になると隣町のお年寄りたちがきまって夕涼みの井戸端会議にやってくる。

井戸は無いものの地境のブロックに腰掛けて延々と会議は続く。

長い時などはあたりが真っ暗になってもまだ話し声が聞こえてくる。

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都会ではお隣との付き合いが希薄でこんな光景は見られないかもしれないが、西尾の片田舎では時々目にする。

 

僕のおじいさんも昔、夕飯後のひと時を、灯りも何もない門の前の地道に縁台を出して隣りのおじいさんとうちわを片手に蚊を払いながらひとしきり世間話にふけっていた。

テレビの無い昔は、隣人との世間話が何よりの娯楽だったのだ。

 

夜な夜な近所の居酒屋で、気の置けない飲み仲間と簡単な肴をつまみにビールを酌み交わす友人がいるが、僕にしてみれば羨ましい限りだ。

 

歳を食ったら必要なのは友だよ。