館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ガラスの妖精

こんにちは。

 

きょうは木曜教室の日。いつも活発なSIさんがステンドのパネルを完成させた。

 

それはガラスの妖精。

基本デザインはデザインブックから選んだものだが、彼女は独自のアレンジを加えた。

いちばんこだわったのは、妖精の体。肌色の流れ模様のあるガラスから濃淡のある部分だけを使い、肌に陰影を持たせたのだ。向かって右上から光が差していて、身体の右側が明るく、左側が影となるようにガラスを使った。

そのために立体感が出、なまめかしい色気を醸している。

羽根は透明のウォーターとハンマーを使い、トンボの羽根のような薄くて軽やかな質感を得た。

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妖精や花、岩など絵以外の背景の部分は実はスケルトン、ガラスが無く筒抜けの状態。

なんともユニークな作品になった。

 

続いていつも笑顔で穏やかなSTさん。きょうは四角形のランプシェードを完成する‥、筈だった。

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仕上げをするつもりだったのだがスタンド選びに時間を取られて完成には至らなかった。

ま、マイペースが彼女の取り柄でもあるので焦らずに行こう。^ ^

 

木曜教室はきょうも平穏無事に過ぎていく。