こんにちは。
左クォーターパネルを外した時にクォーターフレーム・エクステンション(EX)、正しい名称は知らないが、クォーターの斜め部分の後に続く、テールパネルとの継ぎ手のようなパーツが接続されていないのが分かった。
本来、右のパーツと左のパーツのカーブの部分が接していて溶接されていなければならない。かろうじて左上の直線部分が1か所溶接されているだけだった。
これでは本来の強度などあろうはずがない。これは製造当初のままと思われる。
東和さんに言わせれば「当時のアメ車なんてそんなもんよ。(笑) ヤンキーがタバコ吸いながらラインで組み立ててんだから。吸い殻が落ちていたり、見えないところに自分の名前を落書きする輩もいたぜ。」
このあたりのいい加減さがアメ車なのだ。
これを見つけたのも何かの縁だ。
スポット溶接を切ってEXを外す。
鉄板の接触面から錆が落ちてきた。
全体に錆があるが合わせ面が特に多い。
フレーム側も同じように錆びている。
本来はこのようにカーブが接していなければならないはずだ。
もちろん、このまま付け直すなどというようなことはしない。
ちゃんと錆取りし、塗装してからだ。