館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 デッキショルダーの修復4

こんにちは。

 

前回からちょっと飛んでしまったがデッキショルダーの修復を続ける。

丸い出っ張りの修復のため、新たに型を作る。前回はコンクリートで作ったがいとも簡単に割れてしまったので今回は材料を変える。 

今回使うのは「ジーナスGM8300」というエポキシパテだ。耐熱強力接着でネジも立てられる次世代接着補修材と言う触れ込みだ。

性能は良いようだが250グラム9000円と、バカ高いのが玉に傷だ。

今回はサンドブラストで表面を荒らした6ミリ厚鉄板をバックに当てる。

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パテを充てんして放置すること一昼夜。

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出来上がった型。

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木の厚板を削って大まかな叩き型を作る。周りの穴は穴あけ作業の痕だ。

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だいたいこんな感じに削った。

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型の上に1ミリ厚鉄板を乗せてクランプ、ソフトハンマーで叩いて少しずつへこませる。

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裏側はこんな感じに膨れている。

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今度は先ほど作ったエポキシ型に移し替えて平らな部分を作っていく。

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だいぶ形が出来てきた。

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こんな感じでヨシとする。

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だけどこのまま、まるまる使う訳じゃない。