館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

踏切遮断機を作る1

こんにちは。

 

ジオラマの踏切がまだ作ってなかった。

踏切と言えば遮断機だが、当初はミニチュアの形だけ作って動かなくてもいいと思っていた。

ところが世の中にはすごい人がいて、電車が近づくのを検知して自動でバーを下げ、電車が通り過ぎると自動でバーが上がる、リアルな遮断機を作っている人がいた。

 

こうなると僕の負けじ魂がうずいてきて、僕もリアルな動く遮断機にしたくなってきたのだ。

彼らはサーボモーターとマイコンボードを使って動かしていたが、僕は僕なりのやり方で作ってみたいと思った。

それは昔ながらの機械式で、ギヤードモーターとマイクロスイッチで制御するものだ。

 

まず、ギヤードモーターをインターネットで物色する。ギヤ比が高くゆっくり回転するものがいい。それと小さいことも必要だ。

今回取り寄せたのは二つ。いずれもタミヤ製のギヤードモーターで、ギヤ比の高いものだ。

f:id:mikawakougei:20170930030052j:plain

 

初めに組み立てたのは「4速ウォームギヤボックスHE」という商品で、ギヤ比が1428:1で1分間に7回転というゆっくりしたもの。

ところが説明書が分かりにくく、何度も組み間違いをした。よく読んでもわかりにくいぞ。特にウォームギヤのモーター差し込みの所が、タミヤさん。

f:id:mikawakougei:20170930030743j:plain

 

でも、ちょっと大きいなぁ。サイトには出来上がり寸法が記載されていなかったのだ。

f:id:mikawakougei:20170930030927j:plain

 

あれ~?、ギヤとボックスが干渉してないか~?

f:id:mikawakougei:20170930031048j:plain

 

いちおう動きはした。

 

次に組み立てたのは「ミニモーター低速ギヤボックス(4速)」というものだ。 こちらは慣れてきたのか、説明書が分かりやすく、すんなりと組み立てられた。

何とも小さなモーターだ。

f:id:mikawakougei:20170930031427j:plain

 

サイズも小さい。ギヤ比は661:1と、先のギヤボックスの半分弱だが、遮断機のバーを開閉するのに速すぎるということはない。

f:id:mikawakougei:20170930031512j:plain

 

こちらを使うことに決定。

 

左岸に踏切は6か所。一か所に遮断機は2機要るので左岸だけでこのギヤボックスが12個必要な訳だ。

これでジオラマの展示が数か月遅れるかもしれないがやむを得ない。