館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

楠の天満宮

こんにちは。

 

ミュージアムのお客様が引けた夕方ごろ、西の方角からドン、ドンという音が聞こえてきた。

初めはどこかで工事をしているのかと思ったのだが、ドン、ドンの音に混じって甲高い笛の音が聞こえる。

祭り囃子のようだ。  そうか!きっと楠の天神様のお祭りだ。

 

閉館時間になったので僕は自転車をこいで様子を見に行った。

 

楠村町は僕たちの住む富山町の隣村で、楠の天満宮は富神からわずかに300メートルほど北にある神社である。

 

楠村町は富山町と同じくらいの小さな村、いや、今では富山町のほうが人口はうんと多いだろう。

しかしながら神社は富神とは格段に大きい。なによりも神楽があるのだ。

僕はそれが見たくて出かけた。

 

立派な鳥居の両脇には大きな幟が立つ。

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参道は村の規模とはかけ離れて長い。多分150メートルはあると思う。

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提灯と旗が並び祭りの準備が整った。

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境内にいるのはまだ実行委員の人たちだけだった。奥にあるのは社務所。紅白の横断幕で飾られたステージではカラオケが行われる。 社務所が開いているのを初めて見た。立派な座敷がある。

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露天商が4軒出ていた。巫女がバナナチョコを買っていた。^ ^

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神楽が始まる時間に行くと、巫女たちが神楽殿に上がり時間が来るのをの待っていた。

たぶん小学生だ。

あるTV番組で言っていたが、神に仕える巫女は処女でなくてはならないと。彼女たちなら間違いは無さそうだ。(笑)

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神楽舞が始まった。囃子も全部子供たちが演奏する。大したものだ。

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左側には神輿だろうか、お社のようなものがある。

舞はまだぎこちないが、清廉な巫女の表情が美しい。これなら神様もご満悦だろう。

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立派な大太鼓だ。いい音をしている。村の宝だ。

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きれいに髪を結ってもらって、子供たちにとってもきょうは特別な日だ。

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まだあどけない巫女たち。12人の巫女が二人ずつ順に舞う。 村の子供会の子たちかもしれない。

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祭りはまだまだ続くが露店でから揚げとフライドポテトを買ってカミさんの待つ家に帰る。

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お燈明に守られながら神様を後にした。