館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

おまえ、どっから来たの

こんにちは。

 

きょうは休館日。倉庫で片づけをしていると、しとしと雨の中、カミさんがやってきて、

「ねえねえ、バッタが私の車の上にず~っといるよ。見に来て。」

バッタなんて珍しくもないじゃないか。

「それがね、ちょっと平たいんだワ。」

しゃーねぇ、見に行くとすっか。

 

行ってみると車のルーフの後ろに虫がへばりついている。

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目にも鮮やかな薄グリーンのその虫は体長5センチくらい。

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確かにバッタに似てはいるが正面から見ると平たい。

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カミさんによるといつからここにいるのかは分からないが、ずいぶん長いこといるらしい。

僕は写真を撮った後、倉庫の片づけに戻ったが、カミさんによると向きを変えたり、車の前の方に移動したりしたものの車から離れようとしなかった。

それにしても雨の中、後ろ脚を伸ばして車から落ちないようにへばりついているように見える。

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たぶん、2時間くらいはいたのではないか。

カミさんが見かねて棒きれを虫の鼻先にかざしてやると、なんと虫は棒につかまってきた。カミさんはそのまま庭の植え込みの中に運んで放してやった。

 

まさか怖くて車から降りられなかったのか?

 

あとでインターネットで調べると、どうやらクツワムシのようである。

なんとも愉快な出来事だった。