館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 リヤウインドウビームの錆落とし2

こんにちは。

 

さて、いよいよ錆取りだ。ビームの下側はこんなふうに錆びている。ある程度はワイヤーサンダーで落とすことは可能だが、プレスでデコボコした面の完全な錆取りは不可能に近い。

f:id:mikawakougei:20171009032212j:plain

 

ビームの上側。右半分は塗装とシリコンを剥がしたが、左側は塗装したままだ。

シリコンさえなければサンドブラストで塗装は簡単に削れる。f:id:mikawakougei:20171009032445j:plain

 

下面の右側からブラストしていこう。

f:id:mikawakougei:20171009032819j:plain

 

デコボコ面だってサンドブラストなら吹き付けられる範囲はどこでも錆取りできる。

f:id:mikawakougei:20171009033008j:plain

 

ブラストを始めると箱の中はすぐに真っ白になって中が見えにくくなる。

f:id:mikawakougei:20171009033208j:plain

 

必要な場所に穴を明けてそこからノズルを突っ込みブラストするのだ。 中はもう、ほとんど見えない。

f:id:mikawakougei:20171009033343j:plain

 

メディアは下で回収。

f:id:mikawakougei:20171009033454j:plain

 

まんべんなく錆取りするために箱のビニールは穴だらけになる。一回きりの使い捨てだ。

f:id:mikawakougei:20171009033738j:plain

 

きれいに錆取りできているかどうかは箱を取り去ってみないと分からない。