館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

踏切警報機を作る1

こんにちは。

 

このところ団体の体験続きで思うようにジオラマがはかどらない。それでも少しずつではあるが製作は続けている。

最近は踏切の警報機を作っている。

警報機は遮断機とは別に作る。ハンダによる組み立てがやりやすい真鍮パイプで作ることにした。

信号灯のアーム部分を0.8mmの真鍮線で作る。真鍮線にはあらかじめハンダメッキをしておく。この方が組立時のハンダ付けがスムーズに行える。それに真鍮の錆び止めにもなる。

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真鍮線をコの字型ら曲げる。そして端の方をマイクロバーナーで赤くなるまであぶる。潰れやすいように焼きなましをしているのだ。

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ポンチで曲げた両側をつぶして薄く、平らにする。

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ミニルーターで2ミリの真鍮管に長穴を明ける。

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組立型を作り、先ほどのコの字型の真鍮線をハンダ付けする。

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短い真鍮棒にチップ抵抗と細いビニル電線をハンダ付けしたものを作り、ビニル線を先ほどの長穴に通す。この時、電線や抵抗、真鍮線がパイプに触れてはいけない。

絶縁されていなければならないのだ。

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パイプとの絶縁を保つため、真鍮線、抵抗、ビニル線をエポキシ樹脂で固める。

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反対面には赤色チップLEDをハンダ付けする。

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赤色LEDは駆動電圧が2ボルトなのだが、遮断機のコントローラーに使う小型リレーと同じDC5V電源を使いたいので抵抗を付けたわけだ。しかも信号灯を少し暗めにしたかったので数値の高めの抵抗を使った。