こんにちは。
お正月に神社で行われる焚火をどんどというらしいが、それは古いお札を燃やす神事で、この場合は単に暖を取るだけなので単なる焚火なのかしら。
着火から見るのは初めてだ。いや、実際には42の厄年の時に見ている筈なのだが印象に全くない。
今年は無風のとても良いお正月となった。予報では5~6メートルの風らしいが、午前5時現在では全くの無風。火の粉は真上に昇っていく。
焚火の準備は大晦日の午前中に行われた。土建屋の町内会長が解体した家屋の廃材を準備しておいてくれたので、それをチェーンソーで燃やしやすい大きさに切断する。
材木をやぐらに組んで、中に着火しやすい枝葉を入れる。
降雨が予想されたのでブルーシートをかけて本番に備えたが、この後予報通り雨が降り、湿気を含んでしまったので、着火はガソリンを撒いて行われた。
役員が焚火の材木を放り投げる。熱くで近づけないほどだ。
午前6時をまわるころ、東の空が白み始めた。
日の出近くには参拝者で境内は賑わいを見せた。
9時ごろには廃材も尽き、燃え尽きたら後片付けだ。
このころから風が強くなり始めた。
穏やかなお正月だった。