館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 Dynacorn製ドア 現物写真

こんにちは。

 

NPDよりDynacornのドア写真が届いた。実に32枚もの写真だ。

その一部をお見せしよう。

こちらはフロント側の断面だ。

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マスタングの特徴であるサイドラインの出っ張り。型紙の当たり具合が少し右にずれているが曲線はおおかた型紙通りだ。

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肩の部分が当たっているので型紙との間にすき間ができてしまっているがラインはおおよそ合っている。プレスのエッジはオリジナルよりもシャープだ。

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オリジナルよりもシャープな印象を受ける。

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こちらはドアのリヤ側。

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アサイドのカーブは若干違う。オリジナルの方がわずかに丸っこい。

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ドア下部のリップ部分。下の方に少しすき間ができているが、これは多分レプロが正しい。オリジナルは錆穴をふさぐために鉄板が貼られているからだ。

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僕が気にしていたリヤ側の出っ張り部分。オリジナルよりもやや山が低い。

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これだけの写真を撮ってくれるのは恐らくNPDだけだ。担当のJTさんには感謝したい。

 

僕は結局このドアを買うことにした。

オリジナルが錆を落とす程度で使えればそれに越したことはないのだが、錆穴をふさぐために大きな鉄板がリベット止めしてあるオリジナルはそのまま使う気にはなれない。

 

断っておくが、ここの写真を見て、Dynacornドアがこの形に出来ているとは思わない方がいい。シートメタル製品は個体差が結構あって、商品が到着してみないと分からない。

 

今回はこの写真の個体を送ってもらうようJTさんには確約を取った。