館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

零戦参上!

こんにちは。

 

先日注文したアシェット・コレクションズの零戦が届いた。

テレビのCMを見て、これは凄いと思った僕はすぐに定期購読を注文した。書店に出向くのが面倒だったし、これなら買い忘れが無い。

このテの定期購読で何かを作り上げるという商品はこれまでも沢山あったが、実は購読するのはこれが初めてだ。

いったいいつまで続くの? 最後はいくらかかるの? 途中で中止になったりしないかしら?といった疑問が常にあって、面白そうだとは思っても無視してきたのだ。

 

今回の零戦はギミックの多さと言い、すごいと思った。

調べてみると全部で100号で完結する予定だそうだ。毎週1号ずつ発売で約2年。金額にすると20万円近くになる。

でも、これだけの内容なら安いものだと思ったのだ。

 

商品は2週おきに2冊ずつ送られてくる。

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初回の内容。1号と2号が入っている。他に特製のDVD、パーツケースが付属する。

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1号はプロペラ、2号はエンジンだ。

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梱包はとても厳重で丁寧。取り出すのにも一苦労。(笑)

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1号にはスタートアップDVDが入っていた。

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早速、組み立ててみる。指紋が付かないように極薄ゴム手を着けての作業だ。

初回ということもあり、慎重に組立説明書を読みながら組み立てていく。接着するパーツもあるので組み立て間違いがあってはならない。

パーツは塗装済みで自分で塗装しなければならないパーツは今回は無かった。

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プロペラ完成。このサイズから全体の大きさが想像できようというものだ。

この1号での作業量は1週間と書かれていたが、慎重に組み立てた割には1時間ほどで完了。

それでもパーツの品質は期待以上に素晴らしく、十分に大人のコレクションにふさわしい。

定年後で暇を持て余しているおやっさんには少々物足りない作業量かも知れないが、他に山ほど仕事を抱えている僕にはちょうどいい付き合いだ。

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明日はエンジンの組み立てをしよう。

 

繰り返し言うが品質と作りの良さには舌を巻く。しかもほとんどが金属のダイキャスト製。ずっしりと堅牢で、プラ製とは雲泥の存在感だ。

完成品のギミック(仕掛け)は初めてその動きを知ることもあり、これで20万円なら安いものだと思う。

 

組み立てていて思い出したことがある。

僕の母方の叔父のお兄さんが腕のいいゼロ戦パイロットだった。

終戦間際に教官として特攻隊員の操縦を指導していたが、彼もまた特攻で戦死した。

彼のことはテレビ特別番組で取り上げられたこともある。

 

彼がもし、特攻で死ななかったらゼロ戦のどんな話が聞けたことだろうと、プロペラを見ながら思いを馳せた。