こんにちは。
リヤウインドウのモールドピンはよく見ると角度が付いている。この角度がどんな機能を持つのか分からないが、ここではオリジナルに倣って角度を付けることにする。
写真に撮って角度を測るとおよそ10度だ。
レプロのクォーターパネルにポンチ穴を明ける。左手でパネルを押さえながら右手だけでポンチが打てるオートポンチが便利だ。
ポンチの位置はもちろん適当ではない。オリジナル通りの位置にする。
10度の傾斜を確実に出すために治具を作る。アルミアングルに斜めにガイド穴を明ける。傾斜の向きを間違えないようにしないといけない。
キリの径は2.9mm。ピンの軸径が3.0mmなのでしまりばめにする。しまりばめの方が作業しやすい。
このアングルをクォーターパネルにクランプし、穴をガイドにしてキリで穴明けする。
こうすることでボール盤を使わずとも正確な穴明けができる。