館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 ロッカーパネル内塗装1

こんにちは。

 

ロッカーパネルとはキャビン(居室)の左右下を前後に走るパイプ状の部分でエンジン側フレームとリヤのトランク側フレームをつなぐ重要なパーツ。

車に乗り込む際またぐ敷居のようなものだ。

 

家で言えば基礎となる部分なので頑丈に出来ていて、中外とも亜鉛メッキされ、防錆にも配慮されている。

 

しかし、46年という月日はさすがに金属疲労と錆をもたらす。とくにマスタングは錆に弱いとされる。

 

ロッカーパネルの疲労はサブフレームコネクターで補強するとして、錆は塗装で防ぐしかない。亜鉛メッキ鋼板はもともと錆びにくい性質であるが、さらに強力な錆止め塗装で長期の防錆を図る。気合の上では100年防錆だ。

 

ロッカーパネル内部に「必殺錆封じ」をロングノズルで吹き付ける。

(リヤホイルハウス側から見たところ。)

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「必殺錆封じ」が十分乾燥してから「パワー防錆」を塗布。

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たっぷりと2回ほど塗る。

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十分乾燥時間を取ったのだが、恐るべし亜鉛鋼板。やはり密着していないようだ。

端っこをひっかけたらペラペラとめくれる。

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仕方ない。やり直しだ。

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ホント、塗装には苦労する。