館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

幸運の遺伝子

こんにちは。

 

きょう、中日新聞の社説で興味深い記事を目にした。

「人生の成功は才能?運?」 というものだ。

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大リーグの大谷翔平選手や将棋界の藤井聡太六段の活躍を例に挙げ、成功をつかみ取るのは優れた才能を持つ人だけなのかという疑問に統計をもとに答える論説だ。

 

結論から言うと、成功している人の多くは多くの幸運に恵まれていたーということである。

 

成功の在り方は人それぞれに違うが、分かりやすい指標として資産の増減を用いている。

 

イタリアの大学の論文によれば、「才能と運、成功と失敗における偶然の役割」というテーマでシミュレーションをしたところ、資産の上位20%の人は「たいていの場合、最も才能のある人ではなかった。遠く及ばない人も入っていた。一方それぞれの幸運な出来事と不運な出来事を比較すると、最も幸運な人たちが上位20%に入っていた。」

という。

 

詳しい内容はここでは書かないが、論説では「誰に対しても偶然はゴロゴロ転がっている」としていて、成功のためには「その偶然に気付き、偶然をものにできるよう準備が求められる」としている。

 

僕が最も共感したのは、この地球に偶然誕生した人類が今、地上で繁栄しているのは何度も幸運に恵まれたからだと結論付けている。

そう、私たちには皆平等に幸運の遺伝子が受け継がれているのだ。

 

かく言う僕は、資産面での成功には程遠いが、やりがいのある仕事と充実した毎日、暖かな家庭に恵まれて、十分成功していると言えるのかもしれない。(笑)