館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

グランドホテル山海館宿泊3 荒熊神社と大浴場

こんにちは。

 

僕達は3時きっかりにチェックインすると荷物を部屋に置いて散策に出かける。雨が今にも降りそうだけど。(笑)

以前、施工に来た時に山海館の裏山に赤い鳥居を見つけて、実は気になっていた。

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ヤフー地図で調べると荒熊神社という。小雨の中を傘をさして神社を目指す。

山海館の裏口から徒歩で5分足らずのところだ。若女将の言うには「階段が結構大変ですよ。雨で滑らないように気を付けてください。」とのこと。

白い手すりのある参道を右に上っていくと神社があるらしい。

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最初の鳥居。まだ新しい。しめ縄があって、ここでお辞儀をして参道に入る。

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沢山並んだ鳥居が美しい。町人の信仰が厚い表れだ。階段は若女将が言うほどきつくはない。神島の八代神社に比べれば易しいものだ。

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小さな手水。山の斜面を削って設置するのでスペースが無いからだろう。ここで手を清めてお参りする。誰かお世話をしている人がいると見えて、手ぬぐいや浄水もきれいだ。

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このころから強い雨が降り出し、風も吹きだした。なんだか荒れ模様になってきた。

社殿の右隣には小さいながらもお札やおみくじの販売所がある。きょうは閉まっている。社殿の中は拝殿があってご祈祷するみたいだ。外にはおみくじが沢山結んであった。

カミさんは社殿の庇で雨宿り。ここは縁結びの神様らしく、僕達も一緒にお参りした。

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社殿の左隣には社務所らしきものがあって水屋もある。寝泊まりはできそうだ。

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神社からは山海港が見下ろせる。

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さ、雨が小降りになったところで山を下りることにする。向かうは山海館。

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ホテルに着いたら早速温泉に入る。ここは湯本、かけ流しの湯だ。

浴室は撮影禁止だが、特別に許可をもらってマネージャーさんに撮ってもらった。まさかこんな後姿を撮られるなんて。危ない所だった。(・_・;)

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ここのお湯は強塩化物泉。肩こりや婦人病、五十肩、冷え性、怪我にも効くそうだ。

お湯を舐めてみると海水のようにしょっぱいがお湯は澄んだ透明だ。

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ここの温泉は地下1800メートルからくみ上げているそうだ。この辺りの岩盤はユーラシアプレートに沿って太平洋側に向かって沈み込んでいて、長島温泉あたりだと数百メートルで水脈に達するが知多半島の先端あたりでは2000メートルほども掘らないと水脈に当たらないそうだ。

会長がここを掘り当てたころはまだ近隣のホテルは温泉を掘っておらず、温泉が出るかどうかは掘ってみないと分からない。2000メートルも掘るとなると当時でも1億円以上かかり、ほとんど博打同然だったという。

 

話を戻すが、この大浴場にあるらせん階段を上がると上の階には露天風呂「アポロの湯」がある。大きさは大浴場の半分くらいだが、自然の空気を感じながらの入浴はこれまた楽しい。

小雨が降っていたがタオルを頭に乗せて雨を感じながらゆったりと浸かる。かけ流しの湯のシャバシャバという音が本来静かな浴場にこだまし、いかにも ”温泉の音" が気持ちをほぐしてくれる。

 

温泉から出たらご馳走が待っている。^ ^