館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

マムシの駆除 その後

こんにちは。

 

きょうは6月というのに猛暑日だった。夜になっても暑さは続き、夜中に雨の予報とあって、外はムンムンムシムシの暑苦しい空気だ。

僕の経験ではこんな夜にマムシが出やすい。そんな予感から夜警に出かけた。

 

いた。 案の定、お隣さんの畑のU字溝の中に子供のマムシがいた。

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僕はお念仏を唱えて駆除した。

実は6月からきょうまでに3匹のマムシを駆除した。いずれも小さいマムシだったが、去年、この付近で18匹ものマムシを処分してもういなくなったかと思ったが、やはり甘かった。

 

きょう、京都のあしぎぬ温泉で滝つぼのある露天風呂から帰る途中男性客がマムシに噛まれたというニュースがあった。

男性は「公の場が管理が不行き届きで言語道断」と言っているらしいが、僕の感覚ではちょっと無理があるかなぁ、という気がするのだ。

 

マムシは全国いたるところにいる。男性には気の毒だが小さな畑の周りですらマムシを完全に駆除するのは難しいのに露天風呂に至る山道から完全にマムシを排除するのは不可能だろう。

特にマムシの出やすいこの時期に山道を歩くなら電灯を持ち、長靴を履いていった方が良かっただろう。そういう注意喚起をしなかったとすれば市側にも落ち度があったと言えるかもしれない。

 

2年ほど前、神島に泊まった時に、宿の女将に「夜の神島灯台を見に行きたい」と言ったところ、「道が狭いし、危ないのでお勧めしない」と言われやめた経験がある。

 

僕はマムシの専門家ではないが、夜警をするうちに分かったマムシの行動パターンがある。以下にそれを述べます。

 

マムシは夜行性なので昼間はほとんど見かけない。ただし、産卵時期になると日光浴のために昼間出てくることがある。

マムシはコンクリートの上やU字溝の中を好むようだ。涼しいのか、水が苦手なのか分からないが。

マムシは攻撃されるまで逃げようとしない。なまじ武器(毒)を持っているがために、向かってきて殺される羽目に。

マムシの駆除は夜がいい。LEDの強い明かりに照らされて人間が見えず動きが止まる。一撃で仕留める。

 

皆さん知らないだけでマムシは身近にいる。噛まれたくなければ夜は出歩かないことだ。