館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

お墓の性(しょう)入れ

こんにちは。

 

きょうはお墓の性入れがあった。

富山町には村の墓地がある。他の村の多くは大体、お寺に墓地があるのに対し富山町は村の一角にあるのだ。

 

昔からの墓地で、昔は田んぼや畑のある村はずれの田園風景の中にぽつりとあったのだ。

墓地のすぐ脇には用水が流れていて蛍もいた。夜ともなれば明かりがなく、真っ暗で一人で行くには薄気味悪い場所だった。

その墓地の周りも近年区画整理による宅地化で新興住宅が立ち並び、すっかり街になった。それに伴い墓地も整備され、ブロックとフェンスで囲まれた綺麗な墓地になった。街灯が近くにあって夜でも明るい。地面には細かい砂利が敷き詰められていてさながら庭園のようだ。 昔の不気味さなどみじんもない。

 

今回うちを含む4軒が墓石の移動をした。用水沿いに並んでいた4軒の墓で、斜めになっていたのを今回壁沿いに真っすぐに並べ替えたのだ。

性抜きをしてあった墓に性入れをしてもらう。お経をお願いしたのはうちの旦那寺の和尚さんだ。

f:id:mikawakougei:20180628032321j:plain

 

4軒分の性入れとなるとなかなか時間がかかる。折しもきょうは強い日差しの照りつける猛暑日だ。

しまった。帽子をかぶってくるんだった。 顔や頭から汗が噴き出す。

 

その時、カミさんがハンカチを持たせてくれたことを思い出した。これを二つ折りにして頭に乗せた。温泉に浸かる時の手ぬぐいのように。

これが予想外の涼しさ。帽子よりも風が通り、頭がとても涼しいのだ。

 

ハンカチも捨てたもんじゃない。カッコ悪いのが玉に傷だけど。(笑)