館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

オイル万華鏡 修理開始

こんにちは。

 

オブジェクトケースの表面をよく見ると何やらヒビのようなものが見える。 平らだったケースの表面も少し盛り上がっている。

中のオイルが夏は暑さで膨張し、冬は寒さで収縮。これを繰り返すうちにアクリル板が疲労を起こし、ヒビが入ったのかもしれない。

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精密ネジを外してケース単体に分解する。

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オブジェクトケースにホルソーで穴を明け、

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中身を出す。

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ケースの中でオブジェクトのトンボ玉が重ならないようにするにはケースの壁の間隔を小さくしなければならない。

新しく作り直すのがベストだろうが、手間と時間が惜しいので、ここは改造で行く。

 

電ノコでカットすればいいのだが、長いパイプからカットするのと違って、このままでは切れない。木板の端材で専用のカット治具を作った。ケースを垂直に保持する治具だ。

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これを電ノコに取り付け、 

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オブジェクトケースをカットする。

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きょうはここまで。