館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

塗装ブース 排気フィルター取付け

こんにちは。

 

トンボ玉万華鏡を修理するにあたって酷く汚れたのぞき穴キャップを塗装し直すことにした。

ちょっと前に内側を張り替えた塗装ブース。ついでに換気扇も交換した。

 

これまでの換気扇は4~5年使っているが、塗装ミストでずいぶん汚れた。これでも羽根は一度交換しているのだ。

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今回使うのはモ〇〇ローで買った500角の排気用フィルター。そのままでは取り付かないので取り付け用の枠を作らねばならない。

どうやって作ろうか? 手持ちにポリカプラダンの端材があったのでそれを使おう。

PPプラダンに比べ、ポリカプラダンは硬くてカッターでのカットが大変だが、強度があるので箱を作るのはこちらの方が都合がよい。それにPPプラダンは耐光性が弱く、直射日光が当たると2~3年でボロボロになる。

 

ポリカプラダンはアクリル用接着剤で接着できる。ただし、コーナーの接続部材が必要だ。

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枠の中にフィルターの取付け面を入れる。

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枠とフィルターの大きさが違うので、すき間を塞ぐのに発泡スチロールを使う。

真っすぐにカットするには定規があるといい。ただし、ステンレス製エッジが付いたものでないと定規が熱で溶けてしまう。

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自作のスチロールカッターで切る。ふところが深いので大きなものが切れる。

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スチロールカッターを二つの定規の上を滑らせると真っすぐに切れる。

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通常のカッターでは切れない曲線もスチロールカッターなら綺麗に切れた。

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発泡スチロールを貼りつけてフィルターのサイズにする。

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塗装ブースの排気窓に取り付けてみた。ピッタリだ。

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フィルターをはめ込む。これなら換気扇も長持ちするだろう。

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この作業に丸一日かかってしまった。

もうちょっと早く作れないものかねぇ。