こんにちは。
ギヤードモーター、ドライブローラーは回る。が、台は回らない。
ギヤードモーターの力が弱いわけではない。自転車のリムと回転するゴムローラーが滑って回転力が伝わらないのだ。
リムはステンレスの磨き材。表面は鏡面状だ。対するゴムローラーはもともとキャスターに使われていたもので、荷重に耐えられるよう硬めのゴムで出来ている。だから滑りやすいのだ。
摩擦力を強くしようとより強いばねでリムに押さえつけると、今度は転がり抵抗が大きくなってモーターが止まってしまう。
そこで考えたのがリムの摩擦を大きくすることだ。
リムの内側、ゴムローラーが当たる部分に#240のサンドペーパーを両面テープで貼り付けた。
次に当初の設計ではリムを保持するキャスターとドライブローラーで挟んで駆動するつもりだったが、そうするとキャスターに負荷がかかって回転しにくくなることが分かったのだ。
そこでドライブローラーとプーリーを使って単独でリムを挟むことにした。
まず、プーリーを取り付けるステーを作る。材料は手持ちにあった1.5mm厚のアルミ板だ。
設計の形に切ったアルミ板を万力で挟み、
ソフトハンマーで叩いて曲げる。
出来上がったパーツ。上は当初設計のドライブユニット。 中央の二つは新たに付け加えるパーツ。下はプーリー、戸車を使う。そしてローラーとプーリーでリムを挟むための引きばねだ。 急きょホームセンターで調達してきたものだ。
うまくいくといいなぁ。