館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右クオーターパネル 仕上げパテ

こんにちは。

 

アルミパテの研磨がある程度完成したら仕上げパテに移る。

仕上げパテはプロが使うイサムのラクーダパテ120。

硬化剤と混合攪拌後、硬化開始までの時間が短いため素早く混合、パテ塗り作業を終えなくてはならない。

だから最初から沢山混合しないで、少量から始めた方がいい。僕はユーチューブ動画で何度も練習をした。

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まずはパテを塗る。いきなり仕上げをするつもりで丁寧に面を出しながら塗る。

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ま横から照明を当てて曲面の合わさるエッジを際立たせ、エッジがゆらゆらしないように磨く。

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パテは研ぎやすいと思うがサンドペーパーはすぐに目詰まりしやすく、頻繁に交換する必要があった。

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なかなかきれいなラインが出せず、その都度パテを塗り直しては研磨する。

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結局、都合6回のパテ塗り研磨を行った。

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ファーストバックのラインもオリジナルと微妙に違うため、なだらかなラインになるよう修正している。

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僕はシャープすぎるエッジは好きではないので、オリジナル同様の緩やかな稜線にするつもりだ。

 

ところでラクーダパテだが、使用期限は6か月だそうだ。

1年経った現在、ほとんど残っているのに捨てなくてはならない。

もっと小さな缶入りも用意していただきたい。