館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

インターロック補修

こんにちは。

 

明日から開館だ。

以前から気になっていたインターロッキングブロックの補修を行う。

インターロッキングブロックとは歩道などに使われる化粧舗装の一つで通常のアスファルトではなく互いに噛み合って動かない(インターロック)ブロックで舗装した道路のことだ。

見た目が綺麗で高級感があるので商店街などの歩道や公共広場などに使われることが多い。

ブロックの下地は砂土を平らに均して固めたもので、透水性のあるブロックを並べ、目地に細かい砂を入れて隙間をなくし、ブロックを固定する仕組みになっている。

下地が土なのでアスファルト舗装やコンクリート舗装のような強さはなく、自転車などの軽車両や歩行を前提にしている。

うちの美術館は当初は外の駐車場に車を止めてもらって、徒歩で館内に来てもらう形をとっていたが、雨の日やご老人など、長距離を歩きたくない場合には車の乗り入れをしてもらっていたのだ。

それがいつの間にか車での入場が普通になって、次第にインターロックに緩みが出来るようになった。

特に最近の車は大型化し、重くなったことから一部の舗装がガタガタになってきたわけだ。

 

一昨年の夏に一度補修をしたがまたガタガタになってきた。再び補修をする。

緩んだエリヤのブロックを外して下地をある程度均す。なかなか大変な作業だ。

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緩みの原因は主に車の走行と、雨による目砂、下地の土の流失だ。

前回も砂とセメントを混ぜたものを下地上に敷いて水で湿らせたのだが、結局ガタが出た。 そこで今回はセメントの量を多めにする。

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セメントと砂の混合物を角材で平らに伸ばし、シャワーでサッと湿らせた後、ブロックを再び敷く。

敷き終えたら目砂、これもセメントを混ぜてホウキで目地に掃き入れる。

 

今度は長持ちして欲しいよ。