館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

嵐が辞めちゃうんだって

こんにちは。

 

芸能界に激震が走っている。

あの国民的アイドル、官房長官がコメントするほどのスター、嵐が無期限の活動休止をするという。実質的な解散だ。

僕も嵐は爽やかでメンバーの仲もよく好きなグループだ。辞めちゃうのはとても残念だ。

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発端は大野君の「休みたい」発言らしいが、僕には彼の気持ちが良く分かる気がする。

 

コンサートをやればスポットライトに照らされ大勢のファンから歓声を浴びて若い子にモテモテ。おまけにどっさりと収入が入るとなれば、地味な僕らから見れば羨ましい限りだ。

だけど一方で分刻みのスケジュール、休みたいときに休むわけにはいかず、行動は一挙手一投足大衆の目にさらされる。

アイドルというのは偶像であって事務所やメディアによって作られた虚像だ。

その虚像と本来の自分とのギャップにしばし人は葛藤する。

ピンクレディーしかり、キャンディーズしかりだ。

 

そう、アイドルとは実に窮屈なものだ。常に大衆に愛される行動をしなければならない。

アイドルはファンに対し責任を持つが、ファンはアイドルに責任を持たない。

 

昔、「傷だらけのアイドル」というイギリス映画があった。

メディアによって世界的なアイドルになったスティーブンが自分の人格を失った悔しさをレコード会社のパーティーの席上でぶちまけたことにより、今度はメディアの袋叩きに会ってその地位を失うというストーリーだ。

 

大野君は本来の自分を取り戻したいのだ。