館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ジオラマの回転台を作る2

こんにちは。

 

ジオラマビルの中身を展示するといいね。」

気楽に言ってくれるが実際に展示するのは大変だ。ただ置いておくだけなら雑作は無いのだが、そんなことしたら1週間もしないうちに壊れるだろう。お客さんは見るだけでは飽き足らず、つい触ってしまうのだ。子供はなおさらだ。

回転展示台を作り、360度見られるようにし、尚且つ回転するビルに電源を供給して照明を点ける。

お客さんが触らないようにガラスケースも必要だ。

 

倉庫に眠っていた古いMDF材(おがくずを糊で固めて作った板)があったのでそれを展示台のベースに使う。

酷く汚れていたのでサンダーで表面を磨いてラップスプレーで塗装した。ところが磨いたSPF材は何度塗装しても塗料を吸い込んできれいに塗装ができない。そこでやむなく自動車用のプラサフを塗装。

案の定、吸い込みが少なく、2~3回の塗装で表面はきれいになった。

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少しペーパーで磨いて上塗り塗装をする。色はウレタンを調色したダークグレーだ。

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ターンテーブルを穴を明けた展示台にはめ込む。ターンテーブルと箱の隙間は2mm。

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箱を取るとこんな感じ。ターンテーブルはベースに固定されている。

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箱の裏側にはACアダプターが取り付いている。

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ターンテーブルへ電力を供給するための電極。薄い銅版を曲げて作った。

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ところがこれが大誤算だったのだ。電極を取り付けると電極とターンテーブルの摩擦でターンテーブルが回らなくなってしまった。

 

つまり、ターンテーブルの回転が非力で、ほとんど回転力が無いのだ。

 

これは一大事だ。