こんにちは。
右クオーターパネルを仮組して分かったことやオリジナルと比較して修正すべきところをあぶりだした。
ダイナコーンのフルクォーターパネルはレプロとしてはとてよく出来たパーツであるが、決してそのままつくような甘いものではなく、修正箇所が沢山ある。
一番いいのはオリジナルをそのまま使うことだが、たいていの場合、クォーターパネルはひどい錆にやられているはずだ。
修正にかなりの時間がかかろうともここは新品に交換したいところ。どうにも修正できない所はそのまま受け入れるかパテなどで修正しよう。
右クオーターパネルで修正するところは12か所。どれも難しいものばかりだ。内訳は
① ダックテール上部のカーブ修正。レプロはほとんど直線だ。
② モールドピン取付け
③ クォーターとルーフ接続部の高さ調整
④ クォーターウインドウ補強板の錆取り・ハンダメッキ・ジンク・プラサフ
⑤ クォーターウインドウ後部リップ曲がり調整
⑥ クォーターウインドウ下ラインカーブ修正
⑦ クォーターウインドウクラウンラインカーブ修正
⑧ 全長を伸ばしてドアとのギャップ調整 これは難易度大
⑨ 前方下部の寸法調整 ロッカーパネルとのギャップをなくす。
⑩ プラグ穴加工
⑪ クォーターパネルエクステンション取付け
⑫ インナーフレームとクォーターパネルの溶接部のリップ高さ調整
ざっとこんなところだ。
細かいところを言えばもっとあるはずだ。
クォーターパネルがきちんと仮組できなくてはならないので、初めにクォーターパネルの全長を伸ばす。これが一番大変な作業だ。