館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

松の消毒 2019

こんにちは。

 

きょうは朝から素晴らしく穏やかな天気。しかも無風だ。

このことは天気予報で昨日から分かっていたのできょうしかないと思い、昨夜のうちに消毒の準備をしておいた。

 

実は庭師さんに去年のうちから消毒をやるように言われていたのだ。

どうも松の元気が無い。葉が黄色っぽく、枯れている葉もある。

どうやら病気のようで、こういった病気に一番効くのは冬の石灰硫黄合剤散布だそうだ。ただし、合剤散布は厄介で、塀や車に薬液がかかると取れなくなることがあるので苦情が来やすい。

幸い今朝は無風。お隣さんもいないので車が無い。チャンスだ。

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薬剤は葉だけでなく、枝の中に噴霧器を突っ込んで枝や幹までしっかりかける。

菌は樹皮の奥まで入るからだ。

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時々噴霧器とホースのジョイントが緩み、薬剤が噴き出して顔にかかった。すぐに拭き取りたいところだけど、作業を中断するわけにもいかず、我慢して続行する。

高くて噴霧器の届かない枝は、直線噴射をする通称「てっぽう」で散布した。

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本当は2月中に散布したかったのだけれど、ほとんど機会に恵まれず、きょうになってしまった。

在所の父からもらったエンジンポンプと消毒用ホース。

「お前の家は50メートルはなくちゃいかん。」と言って大きなホースリールを買ってくれた。かれこれ30年前のものだ。

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カミさんは在所が農家だったので、両親が協力して農薬散布する姿を見て育った。

だからカミさんも消毒散布の作業は平気だ。要領もいい。助かる。(笑)

 

僕とカミさんが二人で消毒する姿は若かりし頃の在所の親に似ているかもしれない。

おやっさん、見てくれ。頑張ってるよ。