館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ノートルダム大聖堂炎上

こんにちは。

 

昨日の深夜、衝撃的なニュースが流れてきた。

そして今日、先日受けた胃の内視鏡検査結果を聞くために厚生病院の待合で待っているとき、待合のテレビでノートルダム大聖堂が崩れていく様子を映していた。

あれほどの立派な世界遺産が無残に炎上していく様子は見るに堪えない光景だ。

改修作業中だったということだが、きっと人為的なミスなのであろう。

それにしても代償があまりにも大きすぎる。

 

事故はちょっとした気のゆるみから起こる。

実は僕もちょっとしたボヤを出したことがある。幸い大事には至らなかったが些細な不注意から起きた。

 

マスタングのレストアで溶接をしていた時だ。

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アークが発生していないのに溶接面の視野がチラチラと暗くなる。

溶接面は自動遮光面といってアークの光に反応してアークが発生しているときだけ暗くなり、溶接をしていない時は明るい視野になるというもの。

その視野が溶接していないのにチラチラと暗くなるのだ。

ヘンだと思って溶接面を持ち上げると足元に敷いた紙がめらめらと燃えていたのだ。

 

溶接の前、部分塗装するためにコンクリート床に敷いた汚れ防止の大きな紙に溶接の火花が燃え移ったのだった。

僕は慌てて足で踏みつけ、火を消した。

 

それからというもの、溶接時に周りに燃えやすいものを置かないようにしている。

大聖堂の出火原因はまだ分かっていないようだが、恐らく人間のミスだ。

火は思いがけないところから発生する。

 

因みに胃に異常は見つかりませんでした。(ホッ) ^ ^