館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

桜の植樹準備

こんにちは。

 

裏の畑の整地工事が始まった。

裏の畑とは今人気のモリ三兄弟の後ろでミカンの木が植わっている畑だ。

前々からミュージアム敷地に桜が欲しいと思っていたのだが、家に桜は良くないとよく言われるのでずっとためらっていたのだ。

 

なぜ、民家に桜が良くないのか? ぱっと散るから縁起が悪い?

そうではない。

庭師さんに言わせると、桜は基本的に切ることができない。剪定をしないのだ。剪定すると切り口から雑菌が入り樹勢が弱ったり、枯れてしまうことがあるからだそうだ。

つまり伸びるがままにしなければならないので普通の家の(狭い)庭に植えると大きくなりすぎて邪魔になってくるからだ。

それともう一つは桜は毛虫が付きやすく、たいていの場合、殺虫剤の散布が欠かせない。これは一般の家では難しい。

うちは毎年、松の消毒をしているからついでにやればよい。と、覚悟を決めたのだ。

 

全体に少し土盛りをするのでU字溝のかさを上げ、ちょっとした小山にする。

f:id:mikawakougei:20190419043546j:plain

 

4本あった古い柿の木も1本だけ残して残りの3本は伐採した。

1本だけ残したのは僕たちが食べるためではない。野鳥の冬場のエサのためだ。

どんどん綺麗になっていく「裏の畑」。

f:id:mikawakougei:20190419045059j:plain

 

さっぱりして明るくなった「裏の畑」。ミカンの木は可哀そうなので残した。ただし、桜が大きくなると日陰になって自然に世代交代していくそうだ。

f:id:mikawakougei:20190419045411j:plain

 

モリ三兄弟の後ろに大きくなった桜が満開になると、桜を背景にモリ三兄弟がくっきりと美しく映えるだろう。

f:id:mikawakougei:20190419045611j:plain

 

お客様もきっと喜んでくださるにちがいない。

 

何十年も先のことだけど。(笑)