こんにちは。
マスタングのレプロドアはクォーターパネルとラインが合わない。
マスタングにはドアウインドウやクォーターウインドウを縁取るように、5センチ幅くらいのへこんだラインがある。
このラインがマスタングのサイドビューをシャープに際立たせているのだが、肝心のラインが合わない。
ドアの後ろ端がクォーターパネルよりも少し幅が狭い。だからラインが続かず段になってしまうのだ。
まぁ、レストアラーにとってはレプロが販売されているだけでも助かるのだが、とはいえ合わないものは直したい。
ドアに書き入れた白い線までプレスラインを下げる必要がある。
このラインをいきなり叩くと恐らく線の下側が膨れてしまう。その膨れを出さないために押さえの型を作る。
プレスラインの下に離型剤を塗り、木枠を作る。
エポキシパテをたっぷり塗って3.2ミリ厚の鉄板(取っ手付き)を乗せる。
鉄板はバックアップ、パテで型を採る。
この型を膨れ防止の当て金にしてラインを叩き出していくのだ。