館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

沖縄-石垣-与那国の旅 憧れの与那国その2

こんにちは。

 

東牧場、東崎を堪能した僕たちは、島の南側の道路を通って島の反対側の西崎灯台に行く。その途中、サンニヌ台、立神岩、Dr.コトー診療所ロケ地に立ち寄る。

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東牧場に公衆トイレはあったが、あまりに汚く、僕はそれでも用を足したがカミさんはとても使う気になれず、トイレを我慢した。

次の目的地はサンニヌ台。ここのトイレは比較的きれいで水洗であったため、カミさんも用を足すことができた。

サンニヌ台には展望台があって、ここから立神岩が見える。中央の上に突き出した岩がそれだ。

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ここはNHK大河ドラマ琉球の風」の舞台になったところだ。記念碑があった。

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立神岩のすぐ近くに車寄せがあったのでそこで車を止めて写真に収めた。上の写真の右から立神岩を見るとこんな感じに見えるわけだ。

なるほど。神様が立っておられるように見える。??

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さらに西へと車を走らせるうちに道路わきで一人(?)で草を食んでいる牛を発見。

すぐ近くだったので車を止めて見ていると、先方もこちらを気にして見つめてくる。

まさかとは思うけど、突進してこられたらレンタカーを弁償しなくてはならないのでお相手はそこそこにして先へと急ぐ。

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いろいろ寄ってみたい所はあったけれど、時間が限られているのでどうしても訪れてみたいところを優先する。

次はDr.コトー診療所。僕はここへ来るにあたって、あらかじめDVDを購入、ドラマの中の診療所を観てきたのだった。

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正式には「志木那島診療所」という。志木那島とはドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台となった志木那島のことで、実際には無い架空の島だ。

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実はこの診療所、ドラマのためにわざわざ建築した建物で、撮影終了後も取り壊されることなく、記念碑として残されている。

管理されているようで、中はそこそこきれいに保たれている。受付で見学料300円/人を払う。誰もいないので1000円札を置いて400円お釣りをもらう。

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左奥にはきれいにクリーニングされたナース服がかけられていて、看護婦の柴咲コウさんを思い出した。カワイイ !

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診療所の裏口。ブロックが積まれて出入りできないようになっている。

柴咲コウさんが洗濯物を干していた屋上は外階段から上がるのだがとても急(多分60~70度くらい)で上がるのはちょっと怖い。

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屋上は腰丈の擁壁があるが低いので誤って落ちないように気を付けよう。

ブロックには穴が開いている。石垣島もそうだったが、塀などには風穴があいていて、台風などの強風を通し、倒壊を防いでいるのだとか。

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屋上からの眺めはアーチを描く美しい砂浜と外洋が見える。晴れていれば空の青と白い砂浜のコントラストがさぞ美しいことだろう。

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むこうにそびえるのが西崎灯台。高ーい岸壁の上にある。

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灯台のすぐ近くにある日本最西端の地の碑。ここから晴れていれば遠く台湾が見えるという。国境の地ということで自衛隊の駐屯地もある。

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西崎灯台灯台ってなんか、絵になるんだよなぁ。晴れていれば夜に来るのもいいかもしれない。

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灯台の入り口。もちろん、入ることはできない。

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ホテルに行く途中で地酒(焼酎)を作っている酒造所を見学。

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焼酎を作るのは樽ではなくタンクなんだね。

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高さ3メートルはありそうなステンレスのタンク。こちらの酒造所で造っているのは泡盛だ。

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中にはアルコール度数60度というキョーレツな酒もある。60度の泡盛はここ与那国でしか作っていないそうだ。

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その60度を土産に買っていく。

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ホテルにチェックイン。泊まるのはアイランドホテル与那国。与那国でホテルはここだけ。他は民宿になる。客室は広く、豪華だった。

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一晩泊まって翌朝は雨。10時のチェックアウトから石垣行の便まで3時間ほどある。

雨だけど、大好きな与那国島をもう一度走ってみたい。もう一度東牧場を見てみたい。

島を1周するのに2時間はかからない。

 

 

最後に、石垣空港から中部国際空港に帰る機内で昼と夜の境目を見た。

これは夕暮れ前の空。むこうは東だ。

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 夕暮れ時。雲海のむこうから夜の闇が迫ってくる。雲とオレンジ色の線の間の暗い部分は多分地球の影だ。背中にある太陽が地平線に沈みかけると地球の影が上空の薄い雲に投影されるのだ。

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しばらくすると暗い影の部分はさらに広く迫ってくる。太陽がさらに沈んだ証拠だろう。

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太陽が沈んで完全に暗い部分になった空。

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これからどんどん暗くなっていきました。

 

おしまい。