館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内ブラストボックス

こんにちは。

右クォーターの補強アームを外した今、奥まで錆取りするチャンスである。サンドブラストで錆取りをする。

サンドブラストをするには密閉された「箱」を作らなくてはならない。さもないと研磨材があたりにまき散らされて大変なことになるからだ。体にも良くない。

「箱」とは言っても密閉されていればいいのでビニールシートとポリカプラダンの端材で作る。

ポリカプラダンで簡単に骨組みを作り、それに透明ビニールシートをかぶせる要領だ。

f:id:mikawakougei:20200509025037j:plain

 

ありとあらゆる「穴」を塞がねばならない。とは言っても完全に塞ぐのは無理。どこかに抜け道があるものだ。

f:id:mikawakougei:20200509025308j:plain

 

ブラストはビニールシートのどこかにカッターで切り込みを作り、そこからブラスターのノズルを差し込んで行う。

f:id:mikawakougei:20200509025643j:plain

 

ビニールシートは初めは透明だが、ブラストを始めるとすぐに曇って見えなくなる。

f:id:mikawakougei:20200509030526j:plain

 

切り込み口から中を覗くようにしてブラストをするんだ。