館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

プラネタリウム 名古屋市科学館

こんにちは。

 

何年ぶりだろう。多分10年以上ぶりだ。

やっと名古屋市科学館メガスタープラネタリウムに行くことにした。

 

名古屋市科学館の休館日は三河工芸ガラス美術館の休館日と同じ月曜。休日に行こうと思ってもなかなか行けずにいた。第一火曜日が唯一チャンスだったが何かと用が多く、そのうちそのうちと思いながら10年が経ってしまった。

 

名古屋市科学館プラネタリウムが新しくメガスタープラネタリウムになったのが10年前。2011年時点で世界最大のプラネタリウムとしてギネスに認定されている。

その巨大なドームを初めて間近に見る。

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すぐ隣にある名古屋市美術館は現在大規模な改装中。1年以上休館して改装するらしい。

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科学館の前庭には昔名古屋市内を走っていた路面電車が展示してある。「今池行き」だ。

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その反対側に展示してあるのが巨大なH-2Bロケット。試験モデルらしい。

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僕と比較してその大きさが分かる。こんなに大きなものが飛ぶんだ、と思うと感慨もひとしお。人類の偉大な科学技術に感動する。

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H-2Bロケットの隣にあるのが宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の与圧室構造試験モデル。

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内部が写真で簡易的に見られるようになっている。

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この中で何か月も生活するんだね。

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さて、いよいよプラネタリウムの開演だ。投影機は旧型と比べると半分以下。こんなに小さくてメガスターを投影できるんだと感心。

現在名古屋市科学館プラネタリウムのみ開館、展示館はお休みしている。

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以前のシートと比べると驚くほど間隔が広く、ゆったりしている。またシートはリクライニングするだけでなく、後方が見やすいように回転するようできている。

見学客はシートを一つ空けて座る。コロナ対策である。

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上映中は携帯の電源を切らなくてはならないので撮影はここまで。また、子供さんがおとなしく見てくれるよう保護者に注意のアナウンスが流れる。

 

案の定、僕らのシートの右斜め前の方で女の子供の話声が聞こえる。

決して大きな声ではなかったがプラネタリウムの上映時はとても静かなので気になる人もいるだろう。係りの女性スタッフが静かにしてもらうよう保護者の人にお願いしに行ったようだが、それでも話し声は止まらなかった。1分ほどした後、また女性スタッフがその見学者のところまで行き、退場を促された。これは仕方ない。

女の子は保護者につれ連れられて泣き叫びながら出ていった。

女の子にはプラネタリウムはちょっと早かったかな?

 

外は雨だが素晴らしい星空を堪能できた。今夜が晴れなら早速実際の空で星の場所を確かめたいところ。

 

館内のカフェで温かいカフェラテを飲みながら雨の外を見る。これはこれで乙なものだ。

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外の噴水を見る。スズメやカモが驚くほど近くまでやってくる。ほんの1メートルだ。

ちょっと感動。人間が何もせず優しいからだろうか?それとも都会の野鳥は人を恐れない?

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ひっさしぶりのプラネタリウム、とても刺激になった。

 

三河工芸ガラス美術館を良くしていく上で大いに参考になった。