館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

プロムナード

こんにちは。

 

先日、暗闇の庭で黒いプランターにつまずいて転倒してからカミさん、黒いプランターを置いたことに責任を感じているのかトイレ前にセンサーライトを置いた。

そして今日、またまたソーラーライトを仕入れた。

 

先日試しにとアマゾンで買ったソーラーライトが予想より明るく良かったことから、今回美術館通路に設置するため10本買った。

きょうはとりあえず6本を立てた。

これがことのほか素敵だ。イルミネーションは取り付けが面倒だし、実用的ではない。

このセンサーライト、配線の必要が無いため設置が楽だ。等間隔で立てればお洒落な街路灯になる。

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 暗くなると自動で点灯し、地面をほんのり照らす。決して暗くはないが明るすぎることもない。そして人が近づくとさらに明るくなり、人がいなくなるとしばらくして元の明るさに戻る。

この通路を歩いていくと、自分の歩みに合わせてライトが一つずつ順番に明るくなっていくので、なんだかライトに招かれているようだ。^ ^

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これから日暮れが遅くなっていくのでお客様がライトの点灯を見ることはないかもしれないが、通路とお庭の境を示す柵のような雰囲気を醸す。

 

このソーラーセンサーライト、全長は60センチ強。程よい大きさだと思う。

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全部で20個ほど仕入れてお庭や通路に設置したら素敵だと思う。

ちょっとしたプロムナード、散歩道だ。

 

ここを歩くのが楽しくなりそうだ。

出口表示

こんにちは。

 

三河工芸ガラス美術館の目玉の一つに「彫刻鏡の部屋」がある。

天井、床、壁など全ての壁面が鏡張りという部屋で、ストーリーに沿って四季の景色が映し出される。

すべてが鏡張りなので上演が終了すると室内は真っ暗になる。そこで赤く「出口」表示を点灯していたが、開館してしばらくすると消えてしまった。

だから現在は「出口」と書いたアクリル板を吸盤で出口に貼り付けている。

ところが吸盤なので、よくずれたり落ちたりする。

今回、本来の出口表示を点灯するように修理することにする。

この写真は外の明かりが透けて「出口」を照らしているが実際は「外の明かり」は無いので表示されない。

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こちらが「出口」表示のバック照明。赤色LEDが14個付いている。

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問題は配線方法にあった。

赤LEDの駆動電圧はたいてい2V(ボルト)だ。電源が12Vなら2VX6=12Vとなり、LEDを6個直列につなげばLED1個当たり2Vとなる。

LEDは駆動電圧より高い電圧がかかると簡単に切れてしまうので、僕は安全のため7個のLEDを直列にしたのだ。

ところがここに盲点があった。

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LEDは同じように見えて全く同じようには作られていない。つまり、性能に誤差があるのだ。

複数のLEDを直列につなぐとき、同じように見えるLEDの内部抵抗にも誤差があって、少しだけ他のLEDよりも抵抗の高いLEDには少しだけ高い電圧がかかる。これは直列だからすべてのLEDに流れる電流は同じなので、V=IRの式から導かれる。

少しだけ高い電圧のかかったLEDには他よりも負担がかかる。

その結果さらに内部抵抗が高くなり、さらに高電圧がかかるようになる。

そしてこのLEDが切れれば、直列なのですべてのLEDが点かなくなるというわけだ。

 

今回の修理では抵抗をかましてすべて並列接続にする。

塗装ブース張替え

こんにちは。

 

塗装ブースを張り替えることにした。

塗料の飛沫で床の養生シートが汚れてきたのが理由だが、壁のプラダンが劣化で割れてきたこともあった。

一般に " プラダン " というのはPP (ポリプロピレン) 製で安価だが、耐候性が弱く、数年でボロボロになる。

この塗装ブースは室内(倉庫)にあって直射日光や風雨にさらされることはない。 が、窓から差し込む日光でここまでボロボロになってしまった。

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この部分のプラダンを数枚交換するだけのつもりだったが、作業を始めてみるとあちこち傷んでいることも分かった。

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この際、しっかり直そうということになり、プラダンもより耐候性のあるポリカに交換することにした。ただし価格は3倍くらいする。

透明度はPPプラダンよりもあるので室内も明るくなる。

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照明もLEDにしようかしら。

タブレット型体温計

こんにちは。

 

きょうからタブレット型体温計を導入しました。

これまでもハンディータイプの非接触体温計を使っていましたが、これだとお客様と対面しなくてはならず、コロナの感染予防対策としてはちょっと弱い部分があります。

また、目の前に体温計を突き付けられるため、接触はしませんがお客様によっては不快に感じられる方もあるようです。

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使ってみた感じですが、お客様の反応は概ね良好です。

テレビのニュースなどでこの手の検温器を使った映像が流れるため、ちゅうちょなく検温してくださいます。

また、音声で検温結果を教えてくれるため、お客様も楽しそうです。

 

ただ、時々機械が検温してくれないときがあります。

大きなマスクを着用して前髪が垂れていたりすると、タブレットはいつまでたっても反応しません。

そんな時はお客様に「前髪を上げておでこを見せてください。」と言います。

そうすると機械はちゃんと反応して体温を測ってくれます。

 

これで当館のコロナ感染予防対策が一つ進みました。

次は空気清浄機です。

彫刻鏡の部屋リフレッシュ!

こんにちは。

 

巨大万華鏡スフィアのアップグレードが当初の予想以上に手間がかかり、彫刻鏡の部屋は今日まで手つかずだった。

明日から新年の営業再開。その前にどうしてもリフレッシュしておきたかった。

 

新しいシーンの追加には日にちが足りないので今回は床のビニールシート張替えと壁面、天井の鏡のクリーニングをする。

特に床のビニールシートは今回、今までの貼り方と手法を変えてみた。

それがばっちりで今まで以上にクリアになった。

 

そして天井の拭き掃除。

脚立に上がり、鏡を一枚一枚手で磨く。少し曇っていた鏡がスッキリきれいになり、遠くまで反射映像が届く。

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どうぞ彫刻鏡の部屋もお見逃しなく!

歳旦祭2021

こんにちは。

 

きょう1月2日は富神の歳旦祭の日。年始を祝う祭祀だ。

祭祀の進行はもう何度も行っているので頭に入っている。初めのころは玉串奉納の榊をどう持って、どちらに回すのか迷った。

 

お神酒の備えられた祭壇。お正月らしい。この後玉串奉納を行った。

玉串奉納を行うのは町内会長4役と社寺係2人、そして今年厄年の男女10人だ。

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昨日と同様冷たい風が吹き、拝殿内は寒い。いつか冷暖房完備にしたいものだ。(笑)

厄年の男女が祢宜様からお祓いを受けた後、なおらいの儀を行う。

 

今回も社務所へ移動せず、拝殿内で簡略化して行った。

お神酒を頂く。いいなぁ、この雰囲気!

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最後の言葉をと、いきなり祢宜様から振られて、何も準備していなかった僕は少々焦ったが、PTA会長をやっていた経験が幸いして、とっさに皆さんの今年一年が無事に過ごせますように祈念しますと切り抜けた。

 

おさがりはここでは頂かずに持ち帰った。

 

 

氏神様に初詣

こんにちは。

 

改めまして明けましておめでとうございます。

紅白のトリを観て、風呂に入る。

何やかやで夜中の2時半になってしまった。外に出ると何やらきな臭い。

もしやと思い、3階に上がると西の方角が赤い。

富神の方角だ。 どうやらどんど焼きが始まったようだ。

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我が家の3階から富山神明社が見える。どんど焼きの炎に照らされて新調した幟が黄金色に輝いている。

厄年会の振る舞いは6時からだと聞いていたが、火を起こすのがずいぶん早い。

恐らく薪材がたくさん集まったので早く燃やさないと9時までに燃え尽きないと計算したのであろう。

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僕らが詣でに行ったのは7時20分ごろだったが、薪はすでに無く、小さくなったどんど焼きが燃え尽きるのを待つばかりであった。

人出はやはりコロナを警戒してか、少ない。

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あいにくの曇り空。風は冷たく、幟がはためいていた。

例年なら厄年会が酒とお汁粉をふるまうのだが、今年は記念品と缶入りの汁粉を配るのみだった。

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時折晴れ間がのぞく。いい正月とは言いにくいが、今年一年無事に過ごせるよう願いをかけた。

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帰ったらひと寝りするか。