館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

梅雨の季節の風物詩 庭木の剪定

こんにちは。

 

庭師さんも他に幾つも仕事を抱えているので、なかなか手が回らない。

去年より1週間遅れての庭師さんによる庭木剪定となった。

このところ梅雨の晴れ間というか、数日晴れの日が続いている。

6月の中旬だというのに真夏のような暑さ。庭師さんも汗だくだ。

松が弱るとマツクイムシの被害にあうので肥料をどっさり与えた。そのせいで新芽がずわずわ伸びて見苦しいことこの上ない。

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門かぶりの松は一番樹高が高い。だから剪定はゴンドラに乗って行う。ずっと以前は庭師さんも三脚を使って作業していた。

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うちには松が4本+1もあり、しかもどれも大きいのでほとんどの時間を松に費やす。

マツクイムシではなく、カネクイムシなのだ。(笑)

 

庭の手入れは1週間ぐらい続く。

看板撤去

こんにちは。

 

きょうは看板の撤去工事をした。美術館入り口前にある看板だ。

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今、美術館の真ん前に観光バスを横付けできるよう計画を進めている。

今年のVR動画配信と並ぶ、二つ目の大プロジェクトだ。

ところが美術館の前にはど真ん中にNTTの電柱があり、このままではバスの横づけができない。

個の電柱を移動してもらうために美術館の看板を撤去するのだ。そして撤去した場所に電柱を移動してもらうわけだ。

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朝早くから、ドドドドドドドドドと地響きのするような削岩機の音。周りの住民の方に迷惑をかけて心苦しいが、しばらくご辛抱願いたい。

3人がかりで作業している。

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看板据え付けは僕の友人の鉄工所がやってくれたが、基礎コンが頑丈にやってあったので、コンクリをはつるのも大仕事。3時くらいまでかかっていた。

 

美術館正面のバス駐車場の第一歩が始まった。

当分の間、看板は無しです。

 

お客様、うちがどこか分かるかしら?

グローブボックスリッドの塗装

こんにちは。

 

ダッシュパネル塗装の第一弾、グローブボックスリッド(蓋)の塗装を行う。

ダッシュパネル本体からリッドを取り外した。

オリジナル塗装も錆も決してひどくはないが、古臭さは否めない。

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プラのトリムパネル、蝶番、キーロックを取り外し、サンドブラストで古い塗装、錆を除去。

今回はツートーンに塗り分けるのでマスカーで一部マスキング。

錆はないが、錆止めの「必殺錆封じ」を下塗りで塗装した。

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カップ受けのあるリッド中側。こちらはオリジナル同様黒のつや消しを塗る予定。

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プラのトリムパネルが取り付く下地はオリジナル同様黒のつや消し。

黄色のマスカーの貼ってあるところは内装と同じ白 (アイボリー) を塗る。

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きっとエレガントな仕上げになる。♡

六角ランプ

こんにちは。

 

ショップのナイトランプ(六角ランプ)がちょこちょこ売れて品薄だ。

美術館業務の合間にせっせと作るがなかなかはかどらない。

 

今回作るのは7個。夏に向けて涼しげな青系、緑系を作る。

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僕らは慣れているので1個作るのに1時間かからずにやれるが、ガラスカットができていての話。

ガラス選び、カットも含めると1時間半はかかるだろう。

採算を考えると利幅は少ないが、三河工芸ガラス美術館手作りの商品も用意しなくてはならない。

仕入れた商品ばかりでは、ここに来た記念にとお買い求めいただくには少々味気ないかもしれないと思うのだ。

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やはり人の手の作り出した作品のぬくもりは量産品とは一味違う。

 

これもサービスのうち。

平日のささやかな楽しみ

こんにちは。

 

僕の平日の楽しみの一つにNHKの朝の連続テレビ小説、いわゆる「朝ドラ」を観ること、がある。

以前はさほど朝ドラには興味がなく、ほとんど観なかったのだが、2作前の「エール」から録画してでも必ず観るようになった。

それほど「エール」は素晴らしいドラマだった。

次の「おちょやん」は泣くか怒鳴るばかりのシーンでいつも観終わった後暗い気持ちになった。

それに引き換え、今回の「おかえりモネ」は絵が明るく、ほのぼのしてとても楽しいドラマだ。

主役の清原果耶さんは生保のCМで知ったが、その透明感のある容姿がとても印象的な素敵な女優さんだ。まだ弱冠19歳。娘と孫の間のような歳。

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主役に負けないくらい素晴らしいのが脇役の皆さん。家族も素晴らしいし、幼馴染の友達もすがすがしくて気持ちの良い若者ばかり。

僕も若かりし頃を懐かしく思い出す。

 

毎回、見た後に心温まるドラマだ。

宵の明星

こんにちは。

 

金星の位置を確かめようと夕暮れを待つ。

インターネットの情報では6月10日の金星は日没後の北西の空低くに明るく輝いているという。

自宅のスカイバルコニーに上がって西の空を探す。

今日の西尾市の日の入りは午後7時2分。この写真は7時15分ごろだ。

まだ空は明るく、なーんも見えねぇ。

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7時30分ごろになると次第に空は青みが強くなり、暗くなってきた。でも、金星は~。

あった!! 真ん中の電柱の上、下から2/3くらいの位置だ。うっすらと輝点が見える。ちょっと目を離すとすぐに見失いそうな点だ。

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金星ってこんなに暗かったっけ? いや、金星が暗いのではなく、空がまだ明るいのだ。

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午後8時ごろ、金星は屋根のすぐ上あたりまで低くなった。

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午後8時を過ぎるとすっかり暗くなり、金星が輝くようになったが、高度も下がり、雲にかすみ始める。

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肉眼ではもっときれいだ。

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これから金星の高度がどんどん高くなって空が完全に暮れても見えるようになると、それはそれは美しいビーナスになるのだ。

夜中の明るい星

こんにちは。

 

いや、こんばんは、だ。

夜中の12時を過ぎたあたり、東の空低くにとても明るい星がある。

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色が黄色っぽいので金星かと思ったが、太陽の近くを回っている金星がこんな真夜中に見えるはずがない。

見えるとしたら空が白み始める明け方か、さもなくば日没直後の薄暮の西の空低くに見えるはずだ。

調べてみたら今の金星は宵の明星、日没後の西の空低くに明るく見えるらしい。

 

とすると、あの明るい星は・・?

どうやら木星らしい。ちょっと見ないうちにそんなところにいたのかえ、おまえ。

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これから木星は夏にかけてどんどん高く、明るくなる。

僕は木星が大好きだ。夏の空をひときわ華やかにしてくれる。

 

夏になったら望遠鏡を出すことにするか。^ ^