館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ほぼ皆既月食

こんにちは。

 

今夜皆既月食があるとばかり思っていた。

待てど暮らせど暗くならない月。

調べてみると明日、11月19日の夜だった。

調べてみると月が昇り始めるときにはすでに月食は始まっていて、6時03分にはピーク、7時47分には終わるという。

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多くの人が夕食時だと思うが、晩御飯の前にちょっと空を見上げてみたら赤黒い月が見えるかもしれないよ。

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くたびれた10円玉

こんにちは。

 

毎日、たくさんの10円玉がやってくる。入館料が720円だからだ。

中にはひどくさび付いて汚れた10円たちがやってくる。世の中を回って大いに役に立った子たちだろう。

このままお客様に釣銭としてお渡しするのはちょっと気が引ける。本当ならこのままでも一向にかまわないのだが、ちょっときれいにしてやって世の中に返したい。

どこを回ってきたらこんなに汚れるのだろう。2枚の10円玉。

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小皿に入れてアルミホイール用の錆落とし剤を塗る。汚れは主に錆だと思ったからだ。

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薬液を付けて10分ほど放置すると、錆の黒が薄くなってきた。

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柔らかい真鍮ブラシで磨いてやる。

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すっかり錆が落ちて新品のようになった。

以前、これでも落ちない汚れがあって、その時は金属磨きをウエスに付けてごしごし磨いた。

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僕はこんな具合で、あまりに汚れたお金はクリーニングしてあげる。

以前、磨いてきれいになった10円玉が自販機に通るか試したことがある。ちゃんと入ったが、返金レバーを回したら別の汚い10円玉が帰ってきた。(笑)

 

さぁ、きれいになった10円玉たち、もうひと働きしておいで。^ ^

インフルエンザワクチン接種

こんにちは。

 

今年はコロナワクチン製造に追われ、インフルエンザワクチンが足りないらしい。

近くの主治医のクリニックではもともとワクチン入荷が少ないので年内は予約で一杯。現在受け付けていないという。

市からワクチン接種の案内が来ているが、受ける場所がない。

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そんな時、僕の同級生だった友人がレディースクリニック、つまり産婦人科医院で男だけど受けてきたと話していたのを思い出した。

レディースクリニックは男性が行きにくいからまだワクチンが足りているかもしれない。カミさんが以前お世話になったクリニックに電話すると、まだあるという。

 

無くなり次第終了ということなのですぐに出かけた。

僕もカミさんもコロナワクチン2回接種、インフルエンザワクチンも打つことができた。

これでこの冬は安心だ。

コロナのおかげでみんな気を付けているから、僕はインフルエンザは大流行しないと思う。

パーキングブレーキインジケーター修復

こんにちは。

 

パーキングブレーキインジケーターを修復する。

まずは折れた板バネの修復だ。

プラ一体成型の板バネは指で押さえてすぼめ、ダッシュ穴に差し込み、中で開かせることで固定する。

まずは割れたレンズ部分を仮接着する。発泡塩ビ用接着剤を注射器で割れ目に垂らす(左)。数分で固まり動かなくなる。

右は折れた板バネ。

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このまま接着してもすぐに折れると思うので内側に硬質塩ビシートを切ってくの字に曲げ、先ほどの塩ビ用接着剤で板バネの裏側に貼った。

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これを折れた本体の板バネ部分に接着するのだが、抑えるための特殊な形状のピンセットを作った。通常のピンセットの先端を曲げたものだ。

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これを使い、折れた板バネを本体に押さえつけながら接着剤を流し込む。

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板バネの外側も塩ビシートを細く切って両側に接着、補強する。これで折れにくくなるはずだ。

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板バネの修復終わり。

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次は本体の根元部分を補強する必要がありそうだ。

ステッピング2

こんにちは。

 

ステッピングは僕が勝手につけた名前。階段の上り下りのエクササイズだ。

美術館の1階から3階まで31段を20分かけて21往復する。単純計算で63階まで往復することになる。

心肺機能を強化維持するために先週から始めた。きょうで3回目だ。

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エクササイズを終えた直後の血圧を測ってみた。152/85、脈拍は118だった。

たしか、記事によると心拍数110程度の運動を20~30分、週に3~4回行うとよいと書いてあった。

実際はウォーキングよりかなりきつく、汗びっしょりになる。

 

エクササイズ終了後10分後はというと、124/72だった。この血圧計、結構古くてかなり低めに出る。実際にはもっと高いと思う。

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心拍数はまだ106ある。こちらは低めに出ることは無いだろう。(笑)

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ちょっときついが、しばらく続けてみようと思う。

パーキングブレーキインジケーター

こんにちは。

 

1971~1973のマスタングドライバー側のダッシュパネルにはパーキングブレーキインジケーターがある。

パーキングブレーキを踏むと(マスタングは運転席側の足元にペダル状のブレーキがある)、ブレーキがかかったまま走り続けないようにインジケーターが点灯して注意を促す。

この写真は友人のマスタングダッシュだが、" PARK " と書かれた左側の赤いランプがそれだ。

この赤いレンズはプラスチック製で肉厚が薄いのでたいていのマスタングはここが割れている。友人のも割れているし、僕のも割れている。

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インジケーターをダッシュパネルから取り外してみると、劣化してしなやかさを失ったプラの引っかけは折れてしまった。

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僕のは割れているだけでなく、文字も薄れてしまっている。

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ランプブラケットの入るメタル製のシリンダーは何とか外せたが、ランプベゼルとレンズははめ込み式で、分解できないようになっている。分解するにはレンズを破壊するしかなさそうだ。

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折れた引っかけはプラの弾性でダッシュ穴に引っかかるようになっているが、取り外す際に折れたのだろう。

レンズには奥の方に放射状の突起があって、それがベゼルに刻まれた溝にはまって固定されるようになっているらしい。

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取り外そうとしたが外せなかった。

 

これを何とか新品のように修復したいのだが、さて、どうしたものか?

 

僕も設計屋の端くれ。いろいろ考えてはいるのだが。

大一(だいいち)の山下さん1

こんにちは。

 

僕は学生時代、いろんなアルバイトをした。

その中に名古屋市熱田にある名古屋中央卸売り市場で働いたことがある。

新聞か何かのアルバイト求人広告で見つけて申し込んだ。時給がよかったからだ。

 

僕が勤めたのは練り製品を扱う「株式会社大一」。塩干というエリアがあってそこに出店した店でお客さんが注文した商品を台車に乗せてお客さんのトラックやバンに運ぶのが仕事。

出勤は夜中の3時ころに起きてクルマで市場まで出勤、そこで山下さんという僕より5~6歳上の男性社員の下で働いた。

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山下さんは筋肉質で性格は温厚、だけど男らしくてきぱきした性格だった。

仲間内からは「もーやん」と呼ばれていた。

当時人気のあったNHK朝ドラの「どてらい男」で西郷輝彦さん演じる主人公の山下猛造と同じ名字で同じ九州出身だったからだ。主人公はドラマの中で「もーやん」と呼ばれていたのだ。

 

情けないことに僕は山下さんの下の名前を忘れてしまった。

僕はこの山下さんには本当に可愛がってもらったし、お世話になった。

 

できることならもう一度お会いしたい。