館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

右岸ベースの穴明け開始2

こんにちは。

 

昨日に続き、右岸ベースにいよいよ穴明けをする。

配線用の穴である。

大きな丸穴はホルソーを使う。

 

ただし、ホルソーでの穴明けは、どんな穴明けも大方そうであるが、バックアップの裏板を当ててやらないと裏側が捲れたりしてひどい状態になることがある。

 

バックアップは軟らかめの板を、裏側から力を入れて押し当てながらホルソーを表から押し付ける。

これが裏板、ファルカタ材を使った。

 

丸穴でない穴は8~10ミリ程度の木工用きりで穴明けし、そこから挽廻しのこで少しずつ切り抜いていく。

 

掃除機で切粉を吸いながら切らないといけないので一人での作業が難しいことがある。

そんな時はカミさんの手を借りなくてはならないのでなかなか営業中の昼間はやれないんだ。

右岸ベースの穴明け開始

こんにちは。

 

昨夜は午前1時半から今朝5時半まではてなのシステムメンテナンスでブログが書けませんでした。

半日遅れのブログです。

 

やっと右岸ベースの補強を完了、これから配線用の穴明けに入ります。

ベースの表板はベニヤで、これがきれいに穴明けしようと思うとなかなか難しい。

どうしても切り口がけぱだったり、むしれたりしてきれいに切れない。

また、ジグソーで切れば速いが、あたりに切粉や粉じんをまき散らしてせっかくきれいに仕上げた製作中のジオラマを汚してしまう。

 

ここは合板用のこで手作業で切るしかないか。

工具箱を探したらいろいろ出てきた。

 

どれがきれいに切れるかしら?

 

試してみよう。

クォータートリムパネルの塗装2

こんにちは。

 

クォータートリムパネルの塗装を終えてまる一日経った。

もうマスキングを取っても構わないだろう。

 

このパーツはプラスチック製で、正しくはリヤクォータートリムパネルという。

左にあるのが右リヤクォーターパネル、右が左リヤクォーターパネルだ。

 

修復前は大きなスピーカーが付いていたので大穴が開いていたが、僕は大音量でラジオやCDを聴くこともないからもっと小さなスピーカーで性能のいいものをつけようと思った。

だから発砲塩ビを接着してスピーカー穴を小さくしたのだ。

 

塗装前はブラックもこすれたり傷ついたりで相当みすぼらしかったが、きれいなつや消しブラックになった。

 

艶消し黒はマルチフラット70%で吹いたが、テクスチャーによって同じパーセンテージでも艶消し具合が変わってくる。不思議だが、これはテクスチャーによって配合を変えるしかない。

 

左側はおなじ70%で吹いたのにつやが出てしまったので88%で吹きなおしたら今度はわずかに艶消しが強すぎた。

 

艶消しは難しい。

困ったヤツラ

こんにちは。

 

この時期、夜になると窓ガラスにびっしりと細かい虫が張り付いている。

美術館工房で作業をするのに、玄関から出入りするたびに虫が入ってくる。

玄関は自動扉で開閉がゆっくりなため、余計沢山の虫が入ってくる。

 

これを嫌って僕は玄関から一番遠く離れた机で、奥の照明だけを点けて作業しているのだが、それでもガラスには虫が張り付く。

 

ネットで調べるとどうやらユスリカという蚊の仲間らしい。

 

明かりが遠いので、近くで作業していた時と比べてかなり少ないが、それでも結構な数がうようよしている。

 

奴らは常に動き回っていて少しもじっとしていない。何をしているのだろう?

 

南側の窓では明かりに寄ってきた虫を食べるため、ヤモリがガラスに張り付いている。

こんな小さな虫を食べて腹膨れるのだろうか?

クォータートリムパネルの塗装

こんにちは。

 

きょうは閉館後、マスタングのクォータートリムパネルの塗装を行った。

 

僕の351マスタングの内装はアイボリー。

アイボリーは新品のうちは素晴らしくおしゃれできれいだが、やはり50年も前の車となるとそれなりに汚い。

比較的きれいに保たれているとはいえ、何度か上塗りされた形跡があるし、その塗装も仕上げが汚い。

今回はその白い部分を塗装する。

 

前準備としてきれいに脱脂、マスキングをして下塗りのミッチャクロンマルチを吹く。

 

ブログには書かなかったが、下の方の黒い部分はすでに艶消し黒に塗ってある。

表面はレザー模様だが、てかてか光沢があるといかにも古臭い感じがするので僕は好きじゃない。

 

白い部分は表面に塗ってあった古い塗装をはがすと黄ばんでいる。

汚れは染みついていて取れない。右のひときわ白い部分が元の白に近いだろう。

 

プラが古くなって崩れていたところはプラリペアで補修してある。

 

パネルを止めるビスはオリジナルは地金のシルバーだが、僕はパネルと同じアイボリーに塗って目立たなくする。

現代車では内装の固定にビスむき出しで止めるなんて考えられないくらい無粋だが、当時は当たり前だった。

 

こちらはリヤシートベルトが出てくる穴のトリム。

くすみと汚れとプラの劣化ですっかりみすぼらしくなっている。

これも塗ったれ。

 

きょうは下塗り。

 

明日、晴れならアイボリーを塗る。

ジオラマ右岸ベースの補強

こんにちは。

 

きょうは雨模様の土曜。

朝は客足が少なく、ガラガラ状態。

きょうはダメなのかなぁと半分諦めムードだったが、お昼を過ぎたあたりから客足が急に増え始め、2時頃にはスフィアの入場待ちが受付まで達し、受付を一時制限するまでに。

雨の中、傘をさして受付に並ぶお客様が10メートル以上できた。

 

さて、ジオラマ右岸の話に移ります。

右岸に配線用の穴をあける前に補強をしておこうと思う。

これから右岸にレールや配線を配置するとかなりの重量アップになるからだ。

右岸ベースを裏返しにする。

裏側の補強リブ ( 縦の枠 ) で形状を保っているので、これが離れるとベースが曲がったり壊れてしまう。

端っこはスリムビスを打てば大丈夫だが、突合せの接着部分はそれだけでは十分な強度が得られない。

そこで三角の補強材を接着してやる。

 

この補強材はクロスの四隅に接着する。

 

穴明けはそれからだ。

 

Kちゃんのステンドグラス

こんにちは。

 

新人スタッフのKちゃんが奮闘している。

きょうはオリジナルデザイン、自分の選んだガラスでステンドグラス制作に挑戦している。

まだまだ見習いなので学ぶべきことは山ほどあるが、前向きな子なのでこちらも教え甲斐がある。

まだ、直線のカットしか教えていないので直線で構成されたデザインだ。

中央はグルーチップガラスをベベル(面取り)したもの。おしゃれで高級感が出る。

明日はコパーテープ巻きとはんだ付け作業に入る。

 

で、きのうのスパークルミラーはどうなったか、というと、きれいに色が入りました。

 

映っているのは天井で、明かりが当たるともっとキラキラ輝いてきれいに見えます。

 

これでスパークルミラーは覚えたね。^ ^