館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

トンネルって楽しい~。

こんにちは。

小学校の修学旅行で電車に乗り、トンネルに入るたびに歓声を上げて盛り上がった経験ない?きっとあるよね。そのくらい子供にとってトンネルを通るのはわくわくすることだったんだ。

僕らの修学旅行先は奈良と京都だったと思うけど、今と違って国鉄の鈍行(各駅停車)を使って行った。のんびりしたもんさ。友達と停車する駅を順番に覚えながら目的地に向かうんだけど、あまりに駅が多すぎて途中でわかんなくなっちゃう。トンネルがあったりするとみんな喜んじゃって、それまでの駅名をすっかり忘れちゃったりする。

話がそれてしまったけど、山があったらトンネルが作りたいよね。

おっと、失礼、今回もジオラマの話です。

 

トンネルを作るからにはトンネルの構造を知らなくちゃいけない。 今は便利な時代だ。本屋や図書館へ行かなくてもインターネットで検索すれば瞬時に膨大な情報が得られるのだから。

沢山のトンネル画像の中から僕が気に入ったのは下の新笹子トンネルだった。ジオラマの立地にマッチするからだ。

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で、どう作るか。

トンネルは丸いから、ロールシートの心、つまり紙管を使うことにした。

紙管を使う理由は、廃材としてちょうどいいサイズのものがあったからと、加工がしやすいことなどだ。

まず、紙管を円の七分目くらいのところで縦に切る。これが意外に難しい。定規で線を引いてのこぎりで慎重に切るんだ。 道路はホームセンターで売っている、発泡塩ビ板をカットしてラッカースプレーのグレー色を塗る。アスファルトだからって黒を塗るなんてこたーしちゃいけねー。そんなの、しろーとのやるこった。(落語の江戸っ子のノリ) で、乾いたらつや消しクリアーを塗ってやる。

センターラインは白のラッカーを薄く、さっと塗る。ついでに歩行者用側道も付けてやれ。どーでー、これで雰囲気は満点だろ?

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壁面に並んだナトリウム灯(トンネル内のオレンジ色のランプ)は、オレンジのLEDが取り付けてあるんだ。 ちゃんと点灯するよ。

さ、きょうはこの辺にしておくか。

 

つづく