こんにちは。
今回お世話になったのは静岡クラシックカークラブのメンバーの中のお二人。会長の佐野さんと植松さん。
ゴールドのマッハ1は1973年式で5700cc。佐野さんはこのクルマを新車で購入、以来、42年間ずっと大事に維持しているスーパーワンオーナーさんだ。
今回、運転させてもらうのは植松氏所有のワインレッドのマッハ1。1971年式で7030ccのビッグブロック。ちゃんと整備されたクルマなら、ドンとアクセルを踏めばホイールスピンが止まらないモンスターマシンだ。今と違って燃費のことなど全く考えず、ただ、パワーと加速性能を競った古き良き時代の名車なのだ。
いよいよ試乗させてもらうことに。ハンドルを握ったことなんて何十年も前のことなので、少々緊張する。シートに座ると前に見えるのは小高い丘のようなボンネット。現代車のように開放的な視界とはまるで違う。 それにしてもでかい。ボンネットの先端は遙か彼方だ。
恐る恐るアクセルを踏む。昔はよく、スピンをさせてしまったものだ。
ドッドッドッドッ・・・。重い車体が動き出す。 いざ、出発。
走るうちに昔の感覚がよみがえってくる。いいな~!この感じ。気配りの行き届いた現代車と違い、おおらかで力強い当時のアメ車。そして注目される照れくささ。
学生時代に戻ったみたい(笑)。
つづく