館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

カーシーン 黒タクシー

こんにちは。

ジオラマと言えばクルマはつきものだよね。

うちのジオラマにも沢山のクルマを走らせようと思っていて、いろんなミニカーを買い集めた。

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たいていのジオラマはミニカーをそのまま配置しただけ、というのがほとんどじゃなかろうか?

僕は違うよ。

無人のクルマが走っているなんてヘンだから、ちゃんと運転手を乗せることにしたんだ。ところがこの考えが大変な作業を生むことになった。その大変さをちょっと分かってもらいたくて、今回は黒タクシー編を紹介するね。

タクシーが乗客を拾う場面を再現しようと考えた。ドアを開けてお客さんを乗せる場面だ。

でも、ドアが開くミニカーなんてどこにもない。だから自分で作るしかなかった。

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ドアだけ切り抜くなんてことは出来ないので、同じクルマを2台用意して、一つはドア部分だけを削り取り、もう一台はドアを取り出すためにボディーは犠牲にした。

お客さんを乗せるときは、運転手はきっと振り返ってお客を見ていることだろう。ところがそんなポーズのフィギュアがないのだ。やむなくフィギュアも改造することに。

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かわいそうだけど、胴体をぶっちぎることにする。 えぃっ!

大丈夫かな? ・・やるしかないでしょ。

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続いて、手招きするように腕の向きを変える。 フィギュアはプラ製なのでハンダコテで暖めると柔らかくなる。 でも、気を付けないと焦がしたり、腕が縮んじゃったりするんだ。ここは慎重に、慎重に・・。

つづく