こんにちは。
ジオラマと言えばクルマはつきものだよね。
うちのジオラマにも沢山のクルマを走らせようと思っていて、いろんなミニカーを買い集めた。
たいていのジオラマはミニカーをそのまま配置しただけ、というのがほとんどじゃなかろうか?
僕は違うよ。
無人のクルマが走っているなんてヘンだから、ちゃんと運転手を乗せることにしたんだ。ところがこの考えが大変な作業を生むことになった。その大変さをちょっと分かってもらいたくて、今回は黒タクシー編を紹介するね。
タクシーが乗客を拾う場面を再現しようと考えた。ドアを開けてお客さんを乗せる場面だ。
でも、ドアが開くミニカーなんてどこにもない。だから自分で作るしかなかった。
ドアだけ切り抜くなんてことは出来ないので、同じクルマを2台用意して、一つはドア部分だけを削り取り、もう一台はドアを取り出すためにボディーは犠牲にした。
お客さんを乗せるときは、運転手はきっと振り返ってお客を見ていることだろう。ところがそんなポーズのフィギュアがないのだ。やむなくフィギュアも改造することに。
かわいそうだけど、胴体をぶっちぎることにする。 えぃっ!
大丈夫かな? ・・やるしかないでしょ。
続いて、手招きするように腕の向きを変える。 フィギュアはプラ製なのでハンダコテで暖めると柔らかくなる。 でも、気を付けないと焦がしたり、腕が縮んじゃったりするんだ。ここは慎重に、慎重に・・。
つづく