館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

カーシーン オート三輪の巻

こんにちは。

ジオラマにはさまざまなクルマを配置する予定とは言ったけど、その中でも一番小さいのがこのオート三輪だ。映画「Always 三丁目の夕日」でも出てきたスズキオートの自家用車だ。今回はオート三輪製作の苦労話を聞いてくれー!

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映画のクルマは ダイハツ ミゼットMP4 というクルマだ。欲しい人はヤフオクに53万円で出品されているから入札してみたらどうだろう。

この時代、オート三輪が大ブレークしていろんなメーカーが三輪車を製造していた。

今回改造するのはネットで購入した マツダ T600 というオート三輪だ。

たいていのミニカーはシャシーとボデーに分解できるのだけれど、クルマが小さくなるほどシャシーとボデーの隙間も小さくなるのでLEDと配線のスペースが無くなるのだ。

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ボデーを裏から見た写真だが、真ん中にある黒い四角い部品はチップ抵抗だ。

このクルマの照明はDC3ボルトで駆動するのだけれど、3V直結ではLEDが明るすぎて、周りの町並みとバランスが悪い。だからわざと抵抗を使って少し暗くしているのだ。

裏側の一部が黒く塗ってあるのが分かる? なぜだと思う?

ボデーは光を少し通すプラスチックで出来ている。 だからそのままLEDを取り付けると光が透けてライトの周辺がほんのり明るくなってしまうのだ。

それではちょっと不自然なのでボデーが光らないようにしているんだ。

けっこう細かいところにも気を遣うのさ。

つづく