こんにちは。
つい先ほどの午前4時頃までかかってミッション柄10個を全て彫り終えた。
えっ? もう? なんて思わないで欲しい。このあと社名やロゴを別工程で彫り加えて色づけをするとなると、これでもギリギリなんだ。
以前お見せしたと思うが、この作業を始める前に試作彫りをした。 ご依頼主様は「素晴らしい出来映えです。これでお願いします。」と言われたが・・・。
もちろん、これはこれで綺麗に彫れているし、僕もできるだけ丁寧に彫ったつもりだ。
でも、実は僕の中では満足のいく仕上がりではなかった。下手だという意味ではない。
柄が小さいとどうしても絵の境界、エッジがだれるのだ。これは研磨剤が当たる以上、避けられない。
(線が少しぼやける)
もっと迫力のある、「おぉ!」と思うような表現ができないものだろうかと考えたのだ。いや、考えてしまったのだ。
肉彫り手法やいろいろテストを繰り返してみた。 しかし、どうもうまくいかない。
そんなとき、ある手法を思いついた。僕が得意とするシネアート(映画のシーンを彫刻したもの)で、時々使うやり方だ。
つづく