館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

となりの田んぼ ハイテク農業

こんにちは。

きょうは営農さんが2回目の田打ちにやってきた。

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窓から覗くときょうはトラクター2台だ。1台は手前の田んぼを耕している。もう一台はその向こうの田んぼを何か引っ張りながら走っている。

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見慣れない機械だ。人がその上に乗って何かを調整している。

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気になってインターネットで調べてみると、レーザーレベラーという機械らしい。

田んぼを全体で見たときに、高いところや低いところがあると水を張ったときに水深の浅いところや深いところが出来て稲の生育にバラツキが出るんだそうだ。

田んぼを平らにするためにこの機械を付けて走っているんだね。

走っていると書いたが、実際、田んぼの上を土煙を上げながら時速40キロメートル程で走り回っている。

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へぇ~。トラクターってこんなにスピードが出るんだー。

見ているこちらが楽しいんだから、運転している方はもっと楽しいだろうな。ちなみにこのドライバーさん、若い女性みたいだよ。

 

それにしても農業も随分ハイテクになったもんだね。今回の田打ちと地ならし、ものの20分ほどで終わって帰っていった。

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僕も小さい頃、田植えを手伝わされたことがあるけど、田を耕したり畦(あぜ)を作るのは鍬を使って人の力で何日もかかって行った。田植えは近所の農家の応援を呼んで一列に並び、腰を曲げて人差し指と中指を使って一本一本手で植えていったものだ。

だから農家のお年寄りはみんな腰が曲がっちゃうんだ。

それから比べると今は天地の差だ。 田打ちも田植えも全部機械だ。 トラクターの中はエアコンが効いて梅雨のじめじめも夏の炎天下も快適だ。雨にも濡れない。

最近、農業に若者が戻ってきているそうだ。なんとも頼もしい限りだ。

そんなことを考えていると、カラスたちがやってきた。 ミミズか虫でも探しているのかな。

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田植えが楽しみになってきたよ。(^_^)/