館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

野良猫の世界 密会を激写!熱愛発覚か?

こんにちは。

昨日はカラスの話で終わってしまったので野良猫のことが書けなかった。そのことでお叱りも頂いたのできょうはちゃんと書く。

もう、昨日のことになってしまったが、夕方仕事が終わって倉庫で作業をしていると珍しく僕の携帯電話の呼び出しが鳴った。僕のケータイ(iPhone)は滅多に鳴らないので誰だろうと思い、発信人を見ると、なんとすぐ隣の自宅からだ。

「なんだい!?」  カミさんからだ。

「ねえねえ、ブチとクロスケが蔵の前で一緒にいるよ。急いで来てみて!」

なんだよー、猫が嫌いじゃなかったのかい。

行ってみるとカミさんと娘が僕を手招きする。そして柱の影からのぞき見するように二人、いや2匹を見ている。 幸い2匹はこちらにお尻を向けているので僕らには気付いていないようだ。でも、遠くてよく見えない。

「ばあちゃんの部屋からの方がよく見えるよ。いこ!」 カミさんが声を潜めていった。

やけに嬉しそうだ。

3人で物音を立てないようにそーっと廊下を歩く。ばあちゃんの部屋に着くと娘が先に覗こうとする。

「まてまて!父が先だぞ!」 カーテンをそっと開け、ガラス越しに2匹をカメラに収める。写真が青いのはそのせいだ。

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う~ん、クロスケの顔が木の陰になってよく見えない。

「二階のバルコニーからなら見えるんじゃない?」

二階に上がってそーっとバルコニーの手すりから顔を出すと、

「あれ?」

2匹ともいない。 さては気付かれたか。

気が付くと三人とも裸足だ。 スリッパだと音がするので裸足で外に出ていたのだ。

大の大人が三人連なって、腰をかがめながら裸足で歩き回る姿は、何とも奇妙に写るだろう。

「なにやってんだ、俺たち」

「いっひひひ」と女房。なにがいっひひひだよ。

 

今までの状況から僕たちは野良猫の構図をこう見た。

どうやらチョロスケは雌だ。その根拠は2~3ヶ月ほど前、クロスケのおなかが大きかった気がするのだ。

ただ、その相手がブチだという証拠はない。さらにもし、クロスケが出産していたら今頃は子猫の面倒を見ているのではなかろうか。

確かに言えることはブチとクロスケは交際している。 そしてうちの畑にはしょっちゅうブチが来てはクロスケを呼んでいるのだ。

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クロスケには当初チョロスケという彼氏がいたが、そこに強力なライバル、ブチが現れたのだ。

ブチは身体が大きく度胸もある。去年の暮れ、クロスケの激しい争奪争いはブチに軍配が上がった。

その後びっこを引いて歩くチョロスケの姿が目撃されている。

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ただ、先の写真を見て分かるようにクロスケとブチにはびみょーな距離感がある。

恐らくクロスケにはチョロスケに対する想いが残っていてそれが距離感になって表れているのではないか。

このところ姿を見せないチョロスケだが、どこかでチャンスをうかがっているのかもしれない。

 

こんなこと、まじめに考えている自分は平和なのだろうか?

それにしても、うちの周りには面白いことがいっぱいだ。