こんにちは。
我が家に待望のTIG溶接機がやってきた。迷いに迷って購入を決めた溶接機だ。
TIG溶接とはタングステン・イナート・ガスの略で電極にタングステン棒、アルゴンガスなど不活性ガスをシールドガスに使った溶接システムのことだ。
きょうはちょっと難しい話題なので溶接に興味のない、特に女性読者の方にはゴメン。
僕は今、旧車のレストアをしている。レストアとは古い車を新車のように復元することだ。
朽ちて穴の明いたフレームやボデーパネルを交換し、機能しなくなった古いパーツを再生、あるいは新品に交換するなどして新車同様、いや、それ以上にきれいにすることだ。
なぜ、TIG溶接機が欲しかったのかというと、現在ボデーのレストアをしているのだが、板金の溶接に向いていると言うことを聞いたからだ。
炭酸ガス溶接のMIG溶接は、今までやってきたのだが、今回TIG溶接は初めて。
早速練習を始める。
最初は両端を点付けして固定する。
連続溶接で、あれれ、やっぱり反ってきちゃうぞ。
裏を見ると溶接部に穴が明いている。これは溶接欠陥だ。 なにがいけないんだろう。
こんどは連続でなく点付けを時間を置いて行った。
連続溶接ほどではないにしても、やはり反りが出る。
実はこの変形、熱によるひずみこそ溶接の一番の課題なのだ。
溶接部分は炭酸ガス溶接よりもうんと美しい。
上手になったらステンドランプのスタンドも作ってみようか。