館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

試作 花のウォルランプ

こんにちは。

久しく体験の新メニューが出ていなかったので温めていた案で、きょう試作を作ってみた。

デザインはカミさんだ。

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まず、型紙からガラスに形を移す。この形にカットするわけだ。

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今回は曲線ばかりなので他の体験ステンドに比べるとカットに手間がかかる。また、ルーター仕上げも丁寧にしなければならない。

 

仕上げたガラスにコパーテープを巻く。

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テープ巻きもヘラ押さえも直線に比べ、コツが要る。 こりゃ中級コースだな。

 

揃ったガラスたち。花の芯はグラスナゲットを使う。ここが可愛い ♪♪

ピース数は8個だが作業量は結構ある。

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いきなり半田付けしていくのではなく、まずは仮止めを行う。ガラスの角々をチョイづけするのだ。

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しっかりと半田肉盛りをしていく。小口もしっかりハンダ盛りする。f:id:mikawakougei:20150801225805j:plain

 

途中工程をちょっと省くが、出来上がったのがこちら。半透けの花弁の中心に透明ガラスのナゲット。フィラメントが透けてとてもキレイだ。

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とてもカワイイ作品になったと思う。 すべて手カットなので沢山は用意できないが、色のバリエーションをもう少し増やして、来週あたりから体験受付をしてみよう。

予価はサービス価格の3,700円だ。(器具・電球付)