館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

息子 23回目の誕生日

こんにちは。

きょうは息子の23歳の誕生日だ。これといって大げさにはしないのだが、ケーキとスパークリングワインでお祝いする。

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プレゼントは何も用意していない。この歳になると、彼の必要としているものを聞いてから買うことにしている。欲しいものはなんだろう・・・。

 

息子は家から出たことがない。一人暮らしをしたことがないということだ。

僕は名古屋の大学に進学したんだけど、入学以来、ずっと下宿、そしてアパート暮らしだった。就職してからもしばらくはアパート暮らしだったので通算で7~8年は一人暮らしをした。

息子はこれまで親元から通学し、何とかストレートに進んできた。だから今年、社会人1年生だ。

車で十分通勤できる会社だが、いまアパートを探している。いや、探させている。

親の世話の元にいると、どうしても大人になりきれないと思うからだ。

歳の上では大人になったが、中身はとなると、親から見てまだまだ子供のままだ。

 

一人暮らしをさせて、全て自分でまかなうことを覚えてもらうため、いってみれば人生修練だ。

不経済という人もいるが、僕は一人暮らしで得るものは大きいと思っている。

 

寂しさは親も子も、乗り越えなければならない。