館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

蝉助け 5匹目

こんにちは。

きょうもお昼頃、美術館玄関にアブラゼミが仰向けに転がっていた。

羽根が半分ちぎれている。昨日の台風で飛ばされてきたのだろう。 片づけようと拾い上げると脚がわずかに動いた。

だが、手に持っても羽ばたきはしない。ほとんど死にかけだ。

ネットの記述によると、こういう蝉は長くても1日で死んでしまうそうだ。実際、今まで4匹助けたうち3匹が翌日に死んだ。そして1匹だけ2日生きた。

今回のはとても助かりそうにないが、いつもの観葉植物に留まらせると、何とか留まった。夕方見ると、まだ留まっている。それどころか留まっている枝が変わっている。

ちょっとは元気になったのかな?

 

そして先ほど10時半頃に見ると、観葉植物の鉢の上に落ちていた。ただ、仰向けではないのでまだ、生きているようだ。

指を差し出すと僕の指につかまった。観葉植物では水分が吸えないのかもしれないと思った僕は、僕の好きなかき氷「白熊」を半さじ溶かしてスポイトに取り、くちばしの所に垂らしてみた。

おぉ!? 蝉が白熊シロップを吸ったぞ。なぜ吸ったと分かったかというとくちばしの先のシロップ一滴が小さくなっていったのだ。

このままずっと指先に留まらせておくわけにもいかないので、もう一度観葉植物に留まらせてシロップを与えてみる。

だけどもう、飲まない。

f:id:mikawakougei:20150826230435j:plain

 

あまり生き物が死ぬところを見たくないのだが、たぶん明日の朝には下に落ちているだろうな。

 

夏ももうすぐ終わる。